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【ロングインタビュー】「ベンチャー型事業承継」は古くて小さな会社にこそ商機あり

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継ぐ気は毛頭なかった村井氏が、ベンチャー企業の役員を経て家業に戻り気づいたのは有形無形の経営資源。3代目として父の会社を継ぐ一方、自分の会社「カスタムジャパン」を立ち上げ業界トップシェアに導いた。自ら「ベンチャー型事業承継」と呼ぶその極意は?

―家業「日本モーターパーツ」の創業は?

近江八幡出身の祖父が戦後、昭和29年に鶴橋部品を創業しました。当初は自転車を修理していたのですが、闇市でタイヤを売ったお金を元手にオートバイ部品の販売を始めました。社名のとおり、近鉄の鶴橋の商店街の中で商売をしていました。当時は、近鉄の始発駅ということでにぎわっていたようです。

その後、自転車、バイクが普及するようになって商売も繁盛したようです。親父は大学を出て商社に勤めていたのですが2、3年して祖父に呼ばれ、泣く泣く戻ってきたようです。

祖父は強烈な頑固創業者タイプで、祖母は社員をモチベートする調整役のような役割でした。昭和的なパワフルな創業者夫婦の下で親父はやりにくかったことだろうと思います。そのなかで、堅実に商売を続け、会社を守ってくれていました。

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2015年12月03日
株式会社カスタムジャパン
代表取締役  
村井 基輝氏

事業内容/2005年創業。バイク・自転車・自動車パーツと整備工具のカタログ・ネット販売を手掛ける。家業の株式会社日本モーターパーツの3代目も継承した。

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