【今こそ、Webを有効活用して売り上げアップをめざす3つのポイント】第3回目:Webマーケティングにおけるアクセス解析

「今こそ、Webを有効活用して売り上げアップをめざす3つのポイント」

ユーザーが何か行動を起こすうえで、Webは欠かせないものとなっています。このコラムでは、全3回にわたって、Webを活用するうえで大切なポイントをまとめます。
現在、実店舗での販売や売り上げUPの施策が思うように進められない状況の方も多いのではないでしょうか?
「今、Webだからこそできること」がたくさんあるので、ぜひ今一度自社のWebサイトを見直し、有効活用してみてください!

第3回は、自社サイトの課題やユーザーのWebサイト上での行動を知る上で重要な、アクセス解析がテーマです。今回は、一番利用数の多い「Googleアナリティクス」によるアクセス解析についてご紹介いたします。アクセス解析のツールを入れているけれど活用できていない、どういった数値を見たらよいのかわからないといった場合も、下記ポイントを解析することで、基本の数値を抑えることができます。

★第1回目・第2回目のコラムをまだ読んでいない方は、こちら★
第1回目:Webマーケティングの基礎の基礎を知る

第2回目:Webにおける競合企業の調査方法

アクセス解析の利点

Web以外で販促施策(雑誌の広告や看板広告、店頭の販促物やチラシなど)を実施した際、今の施策の課題はいくつかあげられるが、どの課題を優先して取り組むべきか判断しにくい、施策の効果がわかりにくい…という声を聞くことが多くあります。
しかし、Web上の施策であれば、アクセス解析を行った上で効率よく取り組み、改善していくことが可能です。
アクセス解析では売上データだけでなく、ページの閲覧数やサイトの滞在時間などすべて数値により可視化され、Web上のそれぞれの課題がどの程度大きな課題なのか知ることができます。
それによって、今後実施する施策の選定や、限られた販促・広報予算に対して優先順位の決定など、意思決定が行いやすくなります。さらに、施策を実施した前後の数値を比較することで、効果も数値化され、検証しやすくなります。
現場担当者によくある、“Web施策を行いたいが、Webマーケティングに対してなかなか上層部が理解してくれない…”というような社内理解が得にくい場合も一緒に数字を見てもらうことで、リアルに“Webサイトの活用がどれほど重要か”を理解してもらいやすくなり、さまざまな取り組みを前向きに検討できる材料となるでしょう。

アクセス解析のポイント

基本のポイントは以下の4つです。
(1)基本のデータを知る
(2)集客について知る
(3)コンテンツについて知る
(4)ユーザーについて知る

(1)基本のデータを知る
アクセス解析における基本のデータは、「ユーザー」「セッション」「ページビュー数」「平均セッション時間」「直帰率」などです。これらの数値は左の「ユーザー」→「概要」より確認できます。右上の日付の数値を変更すると、指定した期間で集計できます。

ユーザーはサイトに来訪した人数、セッションはサイトに来訪した回数、ページビュー数は閲覧したページ数です。これらの指標は、昨年や先月との比較をすることで、サイトの集客力の変化を確認できます。数値が減少した場合は、検索順位や広告からの集客などに課題が発生しています。
「平均セッション時間」は、サイトの種類によりますが5~6分程度が望ましいとされています。スマートフォンからのアクセスが多い場合、移動や休憩中などの隙間時間で閲覧するユーザーが多いため、やや短くなる傾向があります。
「直帰率」については、こちらもサイトの種類によりますが40%以下が良いサイトとされ、数値が高くなるほど課題があるといえます。この2つの数値が良くない場合は、サイトのコンテンツや回遊性に課題があることがわかります。

(2)集客について知る
集客のくくりは大きく5つに分かれます。
1.Organic Search:自然検索(GoogleやYahooなどの検索エンジンで検索したユーザーからの流入の内、広告以外の流入)
2.Direct:直接流入(メールやブックマークからの流入)
3.Paid Search:検索広告(GoogleやYahooなどの検索エンジンで検索したユーザーからの流入の内、広告と書かれているものをクリックした場合の流入)
4.Referral:外部サイト(他のサイトからの流入)
5.Social:SNS(TwitterやFacebookなどのSNSからの流入)

「集客」→「概要」をクリックすると、上記の割合やユーザー数などが確認できます。

(1)においてユーザーなどが減少している場合、具体的にどの集客経路からのユーザーが減っているのか解析し、「自然検索からの流入が大きく減少している場合はSEO対策が必要」などの課題が見えてきます。

(3)コンテンツについて知る
どのコンテンツが集客に役立っているのか、どのコンテンツがよく閲覧されているのか確認することができます。(1)で直帰率に問題がある場合は、具体的にどのコンテンツに課題があるのか(3)で分析します。
「行動」→「サイトコンテンツ」→「ランディングページ」を選択すると、ユーザーがどのページを一番最初に閲覧したのか=サイトの集客に貢献したページがわかります。ページ毎に直帰率を確認できるため、どのページに課題があるのか解析できます。
「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」からは、どのコンテンツがよく閲覧されているのかを確認できます。一般的に、商品一覧などの一覧ページの滞在時間は30秒以下と短く、文章がしっかりと掲載されている商品ページや記事などは2分以上となる傾向があります。直帰率は主要なページは40%以下、それ以外のページは60%以下が理想です。

(4)ユーザーについて知る
ユーザーの情報については、下記のような項目がわかります。

・使用しているデバイス:「ユーザー」→「モバイル」→「概要」
PC、スマートフォン、タブレットそれぞれの割合がわかります。それぞれのデバイスの滞在時間や直帰率を確認し、数値に問題が無いか確認します。

・年齢:「ユーザー」→「ユーザー属性」→「年齢」
あくまでGoogle側がユーザーの閲覧傾向などを元にした推測の年齢ですが、ターゲットとなるユーザーがきちんと集客できているのかの目安となります。

以上4つは、あくまで基本の数値です。自社サイトにどのようなキーワードで来訪しているのかを調べたり、サイトの目標達成(お問い合わせや商品の購入、資料請求など)にいたるまでの回遊状況(どのようなページをどのような順番で閲覧したのか)なども、Googleの無料ツールで解析可能です。
中には、“アクセス解析によってサイトの致命的な課題が発見されたが、サイトの部分改修のみで数値が大きく改善した”といった事例もあります。サイトの目的によってみるべき数値は変わりますので、自社のサイトの場合はどういった数値を確認していけばよいのか等を知りたい方は、ぜひ下記より面談にお申込みください。
(文/伊藤きよね)

★第1回目・第2回目のコラムは、以下のリンクからお読みください。
第1回目:Webマーケティングの基礎の基礎を知る
第2回目:Webにおける競合企業の調査方法

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株式会社アリウープ マーケティングディレクター 伊藤きよね氏
1991年生まれ、茨城県出身。
大手家電メーカーサイト、大型商業施設やホテル・観光サイト、BtoB製品サイト、コーポレートサイトなど幅広い案件を担当。特に、アクセス解析やヒューリスティック評価による、課題抽出や改善提案を得意とする。

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