大阪産業創造館の専門家があなたの右腕に
【販促編】チラシには見込み客の共感を呼ぶ具体的なイメージを
Q.中高生を対象にした学習塾を経営しています。年に数度、近隣世帯に折込チラシを配布していますが、ここのところまったく反応がありません。指導法を変えたほうがいいのか悩んでいます。
A.自社の強みを浮き彫りにし、その強みを獲得した背景、そのために取り組んだ工夫などについて自分で考えながら作成する「知的資産報告書」というツールを活用すれば、自社の強みを明確にすることができます。
たとえば強みの一つである「一人ひとりの生徒に合わせた指導」について、実際にどのような状況の生徒にどのような指導をし、どんな成果を得たのか、具体的な事例をチラシにうたってみましょう。
情報を顧客に発信する場合、単に強みだけを打ち出しがちですが、利用者にとって「ああ、うちがまさにそうだ」とリアルにイメージできるように伝えることで共感を呼び、集客につなげることができます。
経営者の頭の中にあるばく然とした思いを具体的に言語化し整理するための質問の引き出しが豊富と評判だ。
次ページ >>>【資金調達編】根拠のある数字を示せば赤字でも借入は可能