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【海外取引編】互いの「将来の利益」を具体化して円満解決へ
Q.東南アジアの農産物商社・P社から食品を輸入したところ、日本に船便が到着した時には3割が腐っていました。それなのにP社は損害補償に応じようとしません。泣き寝入りするしかないのでしょうか?
A.まずは保険でカバーし、補償できない分については契約書に立ち戻って行間を読んで話し合うのが鉄則です。冷蔵船を使わなかった自社の落ち度も認めたうえで、運送期間を見越して商品選びをしなかった先方の認識も問えば、折半負担くらいには持ち込めるはずです。
海外ビジネスにトラブルはつきもの。せっかく時間とコストをかけて準備してきたんですから泣き寝入りせず、かといって裁判に持ち込むのも避けましょう。
円満解決のためには、まず相手に次の商機を具体的にイメージさせること。「今回の損害を無駄にしない」という前提で交渉すれば意外に折り合いがつくものです。
自らが営む食品貿易会社の経験を生かした実践的なアドバイスに定評あり。「トラブル回避屋」を自認している。
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