プレスリリースの作り方

【プレスリリースの作り方31】初心者でも大丈夫!丁寧に伝えようとする姿勢から繋がった事例

2020.11.26


「メディアに取り上げてもらえるプレスリリースの作り方」vol.31

元毎日放送記者で、ラジオ報道部長なども務めた大谷邦郎氏がお届けする連載です。

プレスリリースは、お金をかけずにメディアに取り上げてもらえることから、中小企業にとってはかけがえのない“武器”です。それだけに、その特徴を知り、扱い方を学び、日々研鑽してもらいたいものです。そこでこのコーナーでは、元・経済記者のボクがリリースをメディアに取り上げてもらえるそのポイントを、具体的事例を基に解説していきます。さぁ、皆さんも一緒に学んでいきましょう!

 
9月のことですから、少し時間が経ってしまいましたが、嬉しい報告を頂戴しました。
ご本人の許可を得ましたので、文面をそのままご紹介いたします。

「実は今日はご報告があってご連絡いたしました。8月4日に弊社初の自社サービス・TASKel(タスケル)についてリリースしたところ、業界紙Web版1件とWebメディア1件、原稿依頼が1件という感じで初めて反応がありました!1年間広報をやってきて反応があったことは自分にとって大きな一歩となりました。リリースを書く際、大谷先生の講座でいただいたレジュメを教科書代わりにしたからだと思います!本当にありがとうございます^^」。

まずは、そのリリースをご覧戴きましょう。

 

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正直、爆発的なインパクトのあるリリースとは言えませんが、丁寧にわかりやすく一生懸命伝えようというその姿勢が良い!連絡をくださったのは、令和の時代になってから誕生したITベンチャーHappyLifeCreators株式会社の林さんです。

 

 
写真上段中央の女性がそうです。会社も若いし、上のメッセージにもある通り、林さんもまだまだ広報初心者。その初々しさがメディアにも好感を持って捉えられたに違いありません。

実は、彼女は、サンソウカンが主催の「実践ワークショップ~中小企業ならではの情報発信を学ぶ!プレスリリース作成・広報力強化講座~」の卒業生です。毎回、数社限定で広報担当者が参加し、実際に発信したい内容をプレスリリースの形にまとめあげるというもの。

講師はボクですが、実は、ボクは、ここではあまり発言しません。皆さんが準備してこられたリリースを批評するのは、参加される皆さん自身です。そこで、丁寧で、かつ奥ゆかしく、そして遠慮がちながらも、シッカリ“ダメ出し”を受けるのです。「それじゃぁ、わかりません!」と。これが響くんですよね~。

 
林さんに、このワークショップに参加しようかなぁと考えている人に、何かアドバイスを、とお願いするとこう答えてくださいました。

「ワークに参加して一番良かったのは、大谷先生をはじめ他の参加者の方にもリリースを添削してもらえることです。異業種の方ならではの気づきが沢山ありますし、誰が見てもわかりやすい表現を学べました。私自身広報は初めてで右も左もわからない状態で参加しましたが、基本から教えてもらえるので安心して飛び込んでみてください!」とのこと。

あなたも林さんの後に続きませんか?次回のワークショップでお待ちしております。

 
(文/大谷邦郎)

<次回のワークショップ>
★2021年1月15日(金)締切★
中小企業ならではのマスコミ向け情報発信力を鍛えるワークショップ
【実践ワークショップ】中小企業ならではの情報発信を学ぶ!プレスリリース作成・広報力強化講座~

 

大谷 邦郎氏
1961年、大阪・堺生まれ。 1984年にMBS(株式会社毎日放送)に入社。
大半をテレビ・ラジオの経済記者として過ごし、経済番組の制作にも携わる。その後、ラジオ報道部長、宣伝部長を歴任し、「取材する側」と「取材される側」の両方を経験。そのキャリアを活かし、2016年11月に独立し 「情報発信」や「危機管理広報」などに関するセミナーやコンサルを企業や大学・自治体などで行っている。現在「グッドニュース情報発信塾・塾長」。
著書:『関西唯の人 〜仕事を楽しむ人の図鑑』(星湖舎)等

 
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HappyLifeCreators株式会社

牧長 心

代表取締役

https://www.happylifecreators.com

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