プレスリリースの作り方

【プレスリリースの作り方33】必勝!プレスリリースの書き方のコツ5箇条

2021.01.27


「メディアに取り上げてもらえるプレスリリースの作り方」vol.33

元毎日放送記者で、ラジオ報道部長なども務めた大谷邦郎氏がお届けする連載です。

プレスリリースは、お金をかけずにメディアに取り上げてもらえることから、中小企業にとってはかけがえのない“武器”です。それだけに、その特徴を知り、扱い方を学び、日々研鑽してもらいたいものです。そこでこのコーナーでは、元・経済記者のボクがリリースをメディアに取り上げてもらえるそのポイントを、具体的事例を基に解説していきます。さぁ、皆さんも一緒に学んでいきましょう!

 
随分遅くなってしまいましたが、新年明けましておめでとうございます。
年が変わっても、依然、新型コロナウイルスの感染拡大はとどまるところを知りません。

しかし、多くの中小企業の皆さんは、「コロナなんかに負けられへん!」と新年からエンジン全開で頑張っておられることと存じます。実際、ここサンソウカンにおいても、「プレスリリースを出したいのだけれど」という相談が、既に何件も寄せられています。

このコロナ禍で、なかなか売上が上がらず、余分な費用などかけられない中で、プレスリリースはコストをかけずに、新商品や新サービスなどの情報を、“記事”という形で紹介して貰える可能性のあるツールなので、初心者の方も、2021年はこのプレスリリースに大いに挑戦していただきたいと思います。

 
但し、「コストをかけずに・・・」というわけですから、編集権は全て記者側にあります。
それだけに、その書き方次第で取り上げられるか否かが決まります。

そこで、新年1回目の今回は、少しでも成果が上がるようにと「必勝!プレスリリースの書き方のコツ5箇条」をご呈示したいと思います。

 

 
まず第一に、冒頭の「キャッチフレーズ」に心血を注いで下さい。

ボクの現役の記者時代は、申し訳ありませんでしたが、このキャッチフレーズだけを見て、そう、すなわちその後の文章は一切読むことなく、そのままゴミ箱行き!というケースも多々あったのです。
ですので、このキャッチフレーズで、記者に「おっ!面白そう!!」と興味を持ってもらえるように書きましょう。

次に、キャッチフレーズの下に来る「本文」と呼ばれる数行の部分。ここで、小さい記事なら書けるように、シッカリと必要な情報を盛り込んで下さい。

3番目は「写真」。その商品やサービスの特長を一目見るだけでわかるようなインパクトのある写真を厳選して下さい。

4番目は、リリースを出すタイミングをはかって下さい。正直、リリースの内容が今一つでも、タイミングさえ合えば、記事として取り上げてもらえることもあるのですから。

そして5番目は、貴方の出そうとしているそのネタは、“ニュース”ですか?ということを、自らに問い続けることです。

 
そこで皆さんにお願いしたい。

今年は、「プレスリリースを出すぞ!」ではなく、今年は、「ニュースを作るぞ!」という気概でこの一年に臨んでいただきたいと思います。

さぁ、一緒に2021年のニュースを作っていきましょう!(了)

 
(文/大谷邦郎)

 

大谷 邦郎氏
1961年、大阪・堺生まれ。 1984年にMBS(株式会社毎日放送)に入社。
大半をテレビ・ラジオの経済記者として過ごし、経済番組の制作にも携わる。その後、ラジオ報道部長、宣伝部長を歴任し、「取材する側」と「取材される側」の両方を経験。そのキャリアを活かし、2016年11月に独立し 「情報発信」や「危機管理広報」などに関するセミナーやコンサルを企業や大学・自治体などで行っている。現在「グッドニュース情報発信塾・塾長」。
著書:『関西唯の人 〜仕事を楽しむ人の図鑑』(星湖舎)等