プレスリリースの作り方

【プレスリリースの作り方】広報力UPの秘訣は「傾聴力」にあり!

2019.06.20

「メディアに取り上げてもらえるプレスリリースの作り方」vol.14
元毎日放送記者で、ラジオ報道部長なども務めた大谷邦郎氏がお届けする連載です。

プレスリリースは、お金をかけずにメディアに取り上げてもらえることから、中小企業にとってはかけがえのない“武器”です。それだけに、その特徴を知り、扱い方を学び、日々研鑽してもらいたいものです。
そこでこのコーナーでは、元・経済記者のボクがリリースをメディアに取り上げてもらえるそのポイントを、具体的事例を基に解説していきます。
さぁ、皆さんも一緒に学んでいきましょう!

今回は、早速、この写真からご覧戴きましょう!

宴会後の集合写真ですね。
皆さん、そこそこお飲みになられたのか、頬もほんのり赤く、良き笑顔!
実はこれ、産創館の実践ワークショップ「中小企業ならではの情報発信を学ぶ!プレスリリース作成・広報力強化講座」の番外編。「各企業の成果発表会」の後に開催された懇親会の様子なのであります。ですので、ここに写っているのは、さまざまな中小企業さんの経営者・広報担当者の皆さん。いやホンマに楽しそうでしょ。講師役のボクは所用で中座したものだから、ここには写っていないのですが、ボクがいないにもかかわらず、こんなに楽しそうなのか、ボクがいないからこそ、こんなに楽しそうなのか、それは、怖くて聞けませんでした。

さて、年に2回開催されるこのワークショップの授業は、ほぼ2週間に一度、1コマ・3時間、計3回のプログラムで、とりあえずこの期間中に、実際に手掛けようとしている新サービスや、新商品のプレスリリースを完成させましょうというものです。普段の大人数のセミナーと違って、少人数参加型で6社~8社程度の企業の皆さんと一緒に学びますが、毎回宿題が出されたり、全員の前で発表しなければならなかったりと、なかなかハードな授業です。しかし、その成果は大きく、ワークショップ終了後およそ半年以内で、半数前後の企業さんは何らかの形でメディアに取り上げられています。その理由は、講師が実に優秀で・・・と言うわけでは、残念ながらありません。実は、参加企業同士で「ダメ出し」をしたり「アドバイスのしあいっこ」をします。これが大きい!

講座の様子

ボクは毎回「プレスリリースを書き上げたら、他人になって見直してほしい。その業界のことなど何も知らない第三者になって見直してほしい。そうした何も知らない人にとってもわかる内容かをチェックしてほしい」とアドバイスをするんですが、まさにそうした視点で、あなたのプレスリリースについて、他の参加者は「わかる」「わからない」の感想を述べてきます。まぁ、実際は「わからない」の感想が多いんですが、これが効くんですね。そういう意味からすると、広報担当者には、他人の意見に素直に耳を傾けることが出来る「傾聴力」も必要かと。さぁ、貴方もこのワークショップに参加してみませんか?そこで、周囲の声に耳傾けてみましょう!御社の広報力が飛躍的に上がるかもしれませんよ!(文/大谷邦郎)

★コラムで紹介したワークショップの申込み締切は7/8(月)!
大谷先生と参加企業とともに広報力を鍛えましょう!
【実践ワークショップ】中小企業ならではの情報発信を学ぶ!プレスリリース作成・広報力強化講座

★「講座はちょっとハードルが高い・・・」という方は、
まずはセミナーに参加しませんか?6/25(火)開催!
(2)プレスリリースの作り方・響くキャッチフレーズ

大谷 邦郎氏
1961年、大阪・堺生まれ。 1984年にMBS(株式会社毎日放送)に入社。
大半をテレビ・ラジオの経済記者として過ごし、経済番組の制作にも携わる。その後、ラジオ報道部長、宣伝部長を歴任し、「取材する側」と「取材される側」の両方を経験。そのキャリアを活かし、2016年11月に独立し 「情報発信」や「危機管理広報」などに関するセミナーやコンサルを企業や大学・自治体などで行っている。現在「グッドニュース情報発信塾・塾長」。
著書:『関西唯の人 〜仕事を楽しむ人の図鑑』(星湖舎)等

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