【プレスリリースの作り方29】焦りは禁物!されどプレスリリースはタイミング


「メディアに取り上げてもらえるプレスリリースの作り方」vol.29

元毎日放送記者で、ラジオ報道部長なども務めた大谷邦郎氏がお届けする連載です。

プレスリリースは、お金をかけずにメディアに取り上げてもらえることから、中小企業にとってはかけがえのない“武器”です。それだけに、その特徴を知り、扱い方を学び、日々研鑽してもらいたいものです。そこでこのコーナーでは、元・経済記者のボクがリリースをメディアに取り上げてもらえるそのポイントを、具体的事例を基に解説していきます。さぁ、皆さんも一緒に学んでいきましょう!

 
このコラムではメディアに取り上げられたリリースをこれまでも多くご紹介しているので、「リリースなんて簡単なんちゃうんか?」であるとか、「大谷に頼めば、何とかしてくれるんとちゃうんか?」などと思っている方もいらっしゃるかと思います。

もちろん、ご相談を受けた案件は、何とか1社でもメディアに取り上げて欲しいとは思いますが、いつも必ず上手くいくとは限りません。結果が伴わなかった時にはボクも落ち込み、「ああすれば良かったかな?」「いや、こうすれば良かったかな?」と反省することしきりです。

今回もそうです。もっとブラッシュアップ出来たはずなんですが、思い悩んだ挙げ句「送っちゃいましょ!」とGO!を出しちゃった。結果としては、何処にも引っかかりませんでした。ネタはすこぶる良かったんですが。

自らの反省の意を込めて、このリリースをご覧下さい。

 

※クリックで拡大

 
もう着なくなった着物をリユースして「日傘」として再利用しようという事業です。

日傘は、このコロナ禍でソーシャルディスタンス・フィジカルディスタンスをとるには有用で、また、梅雨明け後は非常な暑さが続いたので実に旬なネタでした。

しかし、それだけに焦ったのです。少しでも早く出したかった。
7月の末に話を伺って、何度か添削をして、お盆に間に合うようにと出したのが、このリリースでした。

キャッチフレーズもまだ冗長だし、写真も、いわゆる商品パッケージ写真がリリース1枚目に来ていない。もう少し、手を加えたい。

けれど、けれど、です。このリリース、画像をご覧頂ければ分かると思いますが、エクセルで、コツコツ、コツコツ作られたもの。そこに、再度、手を加えていただくようにとは、う~ん、お願いが出来なかったんです。

あぁ、要らぬ優しさだったかなぁ~と甚く反省したのでありました。

 

 
でも、本当に、ネタとしては大変面白いと思っています。メディアの皆さん、このコラムをご覧いただきましたら、今からでも、十分、間に合うと思いますので、改めて、このリリース取り上げて戴けませんか!

えっ、誰ですか?ネタが日傘だけに、陽の当たらないネタやとおっしゃるのは。

このリリースをお作りになった、上のお写真のモデルでもある香賀登さんからは「やっぱりタイミングって大切ですよね。次回のプレスリリースは タイミングを逃さないよう準備していきたいと思います」というメールを頂戴しました。

はい!次回また一緒に頑張りましょう!

 
(文/大谷邦郎)

 

大谷 邦郎氏
1961年、大阪・堺生まれ。 1984年にMBS(株式会社毎日放送)に入社。
大半をテレビ・ラジオの経済記者として過ごし、経済番組の制作にも携わる。その後、ラジオ報道部長、宣伝部長を歴任し、「取材する側」と「取材される側」の両方を経験。そのキャリアを活かし、2016年11月に独立し 「情報発信」や「危機管理広報」などに関するセミナーやコンサルを企業や大学・自治体などで行っている。現在「グッドニュース情報発信塾・塾長」。
著書:『関西唯の人 〜仕事を楽しむ人の図鑑』(星湖舎)等

 
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