組織の出来はナンバー2が左右する!?
【今夜のお客様】
【社長のホンネ~仲間編~】
組織の出来はナンバー2が左右する!?
イケダ:起業が少ないと言われる日本で、3つも事業の立ち上げに関わったすごい方のはずなのに、何だろう、この親近感(笑)。
社長:お互い、毒を吐きながら、てきとーに生きるタイプだからでしょ(笑)。
イケダ:昨年立ち上げた新しい事業も、1年半で順調に軌道に乗ってますよね。事業を成功させる秘訣ってあるんですか?
社長:まだ頑張ってる途中ですが、僕の場合は共同創業者に恵まれたのが大きい。事業を大きくしていこうと思ったら、夢を語る社長と、それを現場に落とし込んで事業を推進していくナンバー2の存在が必要。
2人がそれぞれの役割を果たしながら、同じ方向を見るってなかなか簡単ではないけれど、これがうまくいくと、「仲間っていいな」ってすごく幸せを感じるんだよね。
イケダ:それわかる気がする!例えるなら、新選組の近藤勇局長と、副長・土方歳三ね。二人はすごく仲が良かったけど、組織が大きくなるにつれて対立することもあって。それでも、お互いが一番の理解者であるというゆるぎない信頼は、何にも代えがたいものだと思う。あ、喋りすぎました(笑)。
社長:歴女やから仕方ない(笑)。僕は2002年に立ち上げたITベンチャーは社長で、2004年に合併した後は10年間ナンバー2を経験した。
どっちもやってみて、僕はどっちの立場も好きなんやなと思った。社長気質の人はトップでやりたい!っていうタイプも多いんだけど、その辺りが僕の特徴というか。
イケダ:トップとナンバー2、それぞれの役割ができる人は確かに少ないと思う。
社長:結局、組織の出来を決めるのは、ナンバー2なんじゃないかと思う。今はまた新しい会社を立ち上げてトップに戻ったから余計に、ナンバー2のありがたさがよくわかる。
イケダ:どちらの気持ちも、役割も、実際に経験されているから。
社長:ビジョンを掲げながらマネジメントするのって本当に難しい。それを適切に理解して、事業を前に進めてくれる今の共同創業者には、本当に感謝です。
イケダ:仲間って本当にいいもの。同じ方向を見られる人を大切に、これからもますます有名になっちゃってください!