スタッフ連載

さまざまな経営相談にワンストップで応える中小企業支援の総本山

2017.02.28

%e7%ab%b9%e5%86%85%e3%81%95%e3%82%93%e3%82%a4%e3%83%a9%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%99%e3%83%bc%e3%82%b9

中小企業の商品開発や海外展開の支援に取り組む元金融マンの竹内 心作がお届けする連載コラム。海外展開やインバウンド市場に進出したい方に向けて、知っておくといざという時に役立つ情報を月1で紹介します。

「そうだ 京都、行こう」言わずと知れたJR東海の名コピーである。
このフレーズの秀逸さは、誰もが日本に京都があることを知っていながら、改めてその良さに思いが至った瞬間を端的に切り取った事にあるだろう。

中小企業の海外展開を支援する公的機関の存在もよく似たものだ。あることは知られているが、忙しい日常でその良さは気づかれにくい。
本連載ではそんな公的機関にスポットを当て、「そうだ 支援機関、行こう」と一人でも多くの方に思っていただけるよう、使えるサービスや事業を解説していく。

「そうだ 支援機関、行こう」の第5回目は、独立行政法人 中小企業基盤整備機構を取り上げたい。

言わずと知れた中小企業支援の総本山である。販路、マーケティング、海外展開、資金調達などさまざまな経営相談にワンストップで応えている。
余談だが、近年は“支援機関の支援”も行っており、地域の中小企業支援センターに専門家を派遣するなどしている。

海外展開に踏み出したい中小企業が知っておくとよいのが、事業化可能性調査支援(FS支援)事業である。

この事業はすごい。
中小企業が進出を考えている国に対して、現地調査に同行してくれるのだ。進出国のマーケット調査はもちろん、外国企業との情報交換の場も設けてくれる。現地調査前の海外事業計画策定の支援は必須。実施後のアフターフォローもあり体制は万全だ。

「百聞は一見に如かず」

国内にいるだけでは、外国の生の情報を掴みとることはできない。とは言え、中小企業が単独で多額の費用と時間を使って、現地のマーケット調査をすることは難しい。
中小機構の支援はそのようなジレンマを埋めてくれる。大海へ乗り出す第一歩として、相談してみてはいかがだろうか。


【公的機関データ】
独立行政法人 中小企業基盤整備機構 近畿本部
http://www.smrj.go.jp/kinki/
大阪市中央区安土町2丁目3-13 大阪国際ビルディング 27階
TEL : 06-6264-8611

大阪産業創造館では、海外ビジネスに関するセミナー、交流会、パネルディスカッションなど開催しています。開催情報は下記バナーをクリック!

こちらもオススメ!
【インバウンド交流会】インバウンドビジネスで起こりうるリスクと対策について情報交換しよう(4/14締切)

独立行政法人 中小企業基盤整備機構 近畿本部

http://www.smrj.go.jp/kinki/

大阪市中央区安土町2丁目3-13 大阪国際ビルディング 27階

TEL : 06-6264-8611