アジアの若者が日本で学び働くことを支援したい

【起業家図鑑】
大阪産業創造館 創業支援チームのプランナーが月替わりで起業家を紹介する連載コラム。起業を志したキッカケや、困難に直面したとき乗り越えた方法、また事業を軌道に乗せるために必要なことなど。一歩先をいく先輩起業家の体験談をプランナー目線で紹介します。
evepage_sogyo_bnr

【起業家図鑑】vol.35 アジアの若者が日本で学び働くことを支援したい

インドネシア、パダンの日本語センター

2020年1月、初瀬川さんはアジアの若者が日本で学び働くことを応援したいとの想いをもって起業に踏み切った。

日本語学校向け外国人留学生募集支援事業、外国人就労支援事業、ベトナムの港湾都市ダナンでの日本語学校を開業するため産創館の立志庵に入居した。

 
これまで、初瀬川さんは、高校や専門学校などで教員や職員として働いてきた。

2018年、留学生募集のためインドネシアに滞在時に台風が関西へ上陸、タンカーが関西国際空港の連絡橋に衝突して空港が一時閉鎖され帰国できなくなった。

日本に帰れない間、インドネシアで多くの人たちから心配し、助けてもらった。
その時の感謝の気持ちが、アジアの若者を応援したいとの想いを強くし、起業の動機となった。

教室風景

しかし、起業準備を始めた2020年春、コロナ禍の影響により事業立上げは頓挫し方向転換を余儀なくされた。

鍼灸師・柔道整復師有料職業紹介事業、介護タクシー事業、カルチャースクール運営など、これまでの人脈や経験を活かし、国内でできるあらゆる事業へ展開を図った。

いずれも、事務所の開設が必要な事業であったため、スペース確保のため不動産物件を探していると、自宅近くの昭和町駅から徒歩5分のところに条件がピッタリな民家タイプの物件に巡り合った。

妻に相談したところ、「ケーキ教室で教えた経験を活かした講座も開ける」と乗り気になり、あと押しされる形で物件を確保。

 
その後、小規模持続化補助金を活用し、新聞の折込チラシ配布やスクールの設備を導入、知人や仲間、近隣の人に声をかけアウトドア、文章作成、英会話、パソコン、整体など多彩な講座を開講、自らもパソコン講座を企画し事業をスタートさせた。

有料職業紹介の認可も受けた後は介護タクシーの事業の認可を受け、並行して事業をスタートする予定と、徐々に新規事業も起ち上がってきている。

そして、外国人留学生募集案件も数件を成約、コロナ禍が終息すればもう一度アジアの国で日本語学校を開校させたいと考えている。

 

(取材・文/大阪産業創造館 創業支援チーム
 起業プログラム&デスク「立志庵」マネージャー 明田豊広)

 
▼ブース、ロッカー、打合せスペースなど24時間365日利用できる!
起業プログラム&デスク「立志庵」
https://www.sansokan.jp/akinai/risshian/

2021年05月03日
HatchEducation株式会社
代表  
初瀬川 初雄氏
事業内容/外国人留学生紹介事業、カルチャースクール事業、有料職業紹介、介護タクシー

今月の町工場で働くオトコマエ

ゲンバ男子

地域から選ぶ

情報誌Bplatzpressから選ぶ

創業年から選ぶ

業種から選ぶ

ライターから選ぶ

テーマから選ぶ