《講演録》営業会社から注目スタートアップ企業へ!akippaのビジネス展開&資金調達ストーリー【後編】
▶周囲に応援してもらえる経営者であり続け、世界の困りごと解決企業をめざす
これまで私は周囲の人にずっと支えられてきました。自分がしっかりとビジョンを掲げて、人に共感してもらって応援してもらうことが全てだと改めて感じています。だからこそ、応援してあげたくなるような人物であるよう謙虚でいることを常に意識しています。
akippaは単に駐車場を提供しているわけではなく、駐車場があるから会いたい人に会える・やりたいことができるという、人と人、人と体験をつなぐための手助けをしています。
日本だけに留まらず世界中の困りごとを解決できる企業として、2030年には世界最大のパーキングプラットフォームになることをめざしています。
(文/原きみこ)
金谷 元気氏(akippa株式会社 代表取締役社長CEO)
akippa株式会社代表取締役社長 CEO。2009年に創業し、2014年に駐車場シェアリングサービス「akippa」をリリース。2015年に「ガイアの夜明け」などで紹介され、各種メディアでも掲載実績がある。2016年12月にはトヨタ自動車と提携しファンドを通じて出資を受け、現在までに日本郵政キャピタルやJR東日本グループ、住友商事などから総額約24億円の資金を調達している。日経ビジネス「2017年 次代を創る100人」にMLBのロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平選手や、ソフトバンク孫正義社長と共に選出された。駐車場シェアリングサービス「akippa」は、2019年7月には累計登録拠点数が3万を突破、8月には累計会員数が150万人に到達した。