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【長編】会社を「家族」にするためにどうすればいいか。社長と妻の社内改革奮闘記。

実習生からTシャツの贈り物

日本の古き良き家族主義経営を取り戻し、全社一致団結して仕事に取り組む三島硝子建材。二代目の三島社長は「会社を継いだ当時は経営者として未熟だった」が、受け入れていたベトナム人実修生からのひと言で改心。妻のあゆみさんの協力も得て社内改革に乗り出した。
何が三島社長の心を変え、会社を「家族」にしていったのか。改革の舞台裏に迫る。

実修生の言葉に「ちゃんとせなあかん」

三島硝子建材の工場は、午後3時になるとおやつ休憩に入る。取材に訪れた7月26日の大阪は、30度に届きそうなほどの暑さ。夏本番を感じさせる天候ということもあって、この日のおやつはアイスクリームだった。

「お前ら何かよそよそしいな。取材入ってるから緊張してんのとちゃうか?(笑)」

社員たちにそう話しかけるのは三島社長。取材班に少々戸惑っているスタッフたちをからかう姿から、社員思いの一面が垣間見える。

「一谷さん、アイス2個目やろ。お腹壊すで」。

今日、2個目のアイスに手を出した社員に突っ込みを入れたのは三島社長の奥さんのあゆみさん。スタッフたちに気さくに話しかけるあゆみさんの姿は、大きな愛で社員たちを包み込むお母さんのような愛情に満ちあふれていた。

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アイスを食べ終わると、そのまま車座のかたちでミーティングが始まる。工場長の三宅さんが場を仕切り、当日の仕事の予定や進捗状況、クレーム処理、各自が気づいた仕事のアイデア、改善点などを話し合う。

「日によっては午後4時頃まで続くんですよ」。

そう三島社長が説明するように、ミーティングのやりとりは真剣そのもの。この日は結局4時過ぎまで議論が続いた。

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2016年09月08日
三島硝子建材株式会社 代表取締役
三島 圭四郎氏

事業内容/アルミサッシの製造・販売

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