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失敗が一番の勉強や

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「ぼくの技術はそう簡単にはマネできないと思う」。新幹線などに使われる、硬度の高い焼入りボルトに穴をあけるその腕前に、工場を訪れる同業者やメーカーの開発担当者が驚くという。

ドリルの回転数まで頭に入れ、ボルトに四方八方から穴を貫通させ、0.1ミリの誤差もなく中心の一点でぴったり交差させるのだ。

北田さんは、祖父の代から続く鉄工所の後を継いだ。「はじめは嫌やったけど、やってたら得意になって、だんだん好きになっていった」。

北田さんの代からはじめた穴あけ加工は30年以上もの間続いている。苦労も多かったというが「失敗することが、一番の勉強ですね。人に聞くより、体で覚える。いろいろ経験していたら、次の時に新しいアイデアが浮かびますねん」。

現在、54歳。北田さんの職人としての挑戦は、まだまだ続く。

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(取材・文/Bplatz編集長 山野千枝 写真/福永浩二)

2015年08月07日
株式会社北田鉄工所
北田 隆雄さん

ボルト・ねじの二次加工。

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