マニアックに技術をきわめて、釣りに革新をもたらす
【今夜のお客様】
代表取締役 橋本 祥一氏
【社長のホンネ~ITベンチャー編~】
マニアックに技術をきわめて、釣りに革新をもたらす
イケダ:英語ができて自分でアプリを作れるって、どんな経歴ならそうなるのか教えて。
社長:ロボコンでおなじみの神戸高専を卒業後、航空機や宇宙ステーションで使われる機器を作るメーカーに就職して9年働いた。小さなころから宇宙に関わる仕事がしたくて設計・開発として入ったのに、3年目に海外営業部に異動になって。当時は英語が話せなかったけど、必要に迫られてマスターした感じ。
イケダ:つまり、ただのかしこい人ってことね(笑)。アプリ開発の技術はどこで?
社長:前の会社が、手書きした書類を回覧するような古い業務体質で。効率化できないかと空き時間にシステムを組んで会社に提案したら、正式プロジェクトとして認められて。それをきっかけに本格的にプログラミングを学んだら、いつの間にかできるようになった。
イケダ:全体的に天才ってことで理解しました。技術を強みに起業するって、ベンチャー起業の典型だけど、収益面は順調?
社長:メイン事業の「釣果アプリ」はまだ1円も稼げてない(笑)。今は知り合いから紹介されたアプリ開発やシステム構築で収入を得ている。でも普通に生活はできてるし、特に困ってはいないかな。
イケダ:お金に無頓着なのもまたいいところだと思うけど、事業を始めた以上、将来的にこうなっていたいというビジョンはある?
社長:釣果アプリを作ったのが7年前で、ようやくビッグデータと言えるくらいの蓄積ができたところ。このデータを解析して、漁業ノウハウを革新するためのITサービスを日本から世界に広めていきたい、というのが夢。
イケダ:おもしろい! 技術マニアがITで漁業に革新をもたらす!
社長:新しいことやマニアックな世界が好き。好きなことを追求して、それが世の中に新しい価値を提供できたらおもしろいやんっていうシンプルな欲求に素直に従って生きてきたし、これからもそうできたら、と。
イケダ:日本ではまだまだ少ないベンチャーの牽引者となることを期待しています!