手を触れずにドアを開閉
不特定多数の人が直接手を触れて利用するドアハンドルは手を介しての接触感染リスクが避けられない。
そこで開発したのがアームハンドル。湾曲した樹脂を取り付け、腕や肩をそこに当てることで開閉できるように考えた。
装着方法もドアハンドルに差し込み、結束バンドで固定するだけ。ハサミさえあればだれでも取り付けられる簡便性が特長だ。
開き戸に加えスライドドア用も商品化。在宅勤務が避けられないオフィスのほか医療機関などから予想を超える購入予約が入っている。
「今後は丸いドアノブ用も開発したい」とさらに知恵を絞っている。
(取材・文/山口裕史)