低学年向けプログラミング教材で創造性育む

大阪市内に4教室を展開する小学校低学年向け英語民間学童(インターナショナルアフタースクール)のハウマイツ・スクールでは、日々の英語を学ぶ時間とは別に、週に数回プログラミング学習の時間が設けられている。簡単なゲームを作っていく過程を通じて、プログラミングの基本や論理性、創造性が自然にはぐくまれていく。

そこで使われるプログラム教材アプリ「mahogo(マホーゴ)」を開発したのが同スクールを運営する本部氏だ。「従来の教材は高学年向けばかりだったが、低学年に合わせ難易度を下げていることが最大の特長」。1年生が夢中で向かっている姿を見ればそれは一目瞭然だ。

スクールを立ち上げたのは、英語教育を行っている幼稚園に娘を通わせながら「小学校に上がれば日本語中心の生活になり、せっかく習得した英語を忘れてしまうことがもったいないと思った」から。

2016年4月に英語民間学童を開設時に「高い英語力」に加え、コミュニケーション力や目標を達成する力などを養う「非認知能力」、アートなど自らものをつくり出していく「創造性」の3つのコンセプトを掲げた。

放課後、3時過ぎにやってきた子どもたちはまず宿題などを済ませ、英語を学んだ後、造形や電子工作などアクティビティに集中する。そのアクティビティの一つに位置付けられているのがプログラミング教育だ。

マサチューセッツ工科大学が開発した子ども向けのプログラミング開発環境「Scratch(スクラッチ)」を利用し、簡単に作れるゲームなどのオリジナル教材を自身で制作。例えば、雷に当たるのをよけるゲームでは背景、キャラクター、雷の動きを指示すればできあがる。

「高学年の教材はロジックの説明から入るがそれは低学年にとっては難しい。遊びながら楽しみながら理解できるように考えた。最初はできるか半信半疑だったが、すぐに夢中になってくれた」という。

初期費用がほぼかからず、月々のランニングコストも安価。塾や子ども英会話教室などが週1回程度のサブ学習の教材として利用する場合にも適している。

ロジックの習得だけでなく本部氏が大切にしているのは「与えられた課題を終えた後に自分で色や動き、得点などを加えていくこと。プログラミングを通じて自分の世界を自身で作っていく楽しさを味わってほしい」と話す。

民間学童、英会話スクールなどの顧客を見込んでおり、昨年末にアプリとして約50回分を発売。その後1カ月ごとに4回分程度を新規にリリースする予定にしている。

2020年に予定されている小学校でのプログラミング教育必修化を前に「一人でも多くの子どもたちに創造性をはぐくんでほしい」と家庭版の普及にも力を入れていく。

代表取締役 本部 剛氏

(取材・文/山口裕史)

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2019年02月07日
株式会社プライメッジ
代表取締役  
本部 剛氏
事業内容/英語民間学童の運営

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