Vol.6 相つぐ自然災害で、いずれかの影響を被っている割合が多い中小企業
【産業創造館ネットモニター調査 8月期調査】
詳しくは⇒ https://www.sansokan.jp/tyousa/movement/monitor/2018_08.pdf
今年の夏場にはいくつかの自然災害に見舞われたことから、今月はその影響について調査した(台風21号による影響は、今回調査の期間中に生じているため、対象外)。
大阪北部地震、西日本豪雨、および猛暑・酷暑による影響を、それぞれ個別に調査した結果、いずれも2割前後の企業において影響が及んでおり、間接的影響や操業停止を余儀なくされたことが判明した。
さらに、こうした自然災害の中で、最も影響が大きかった事象を聞くと(下図)、今回調査の3つがともに2割弱でほぼ同列となった。
4つの災害で「どれも影響なし」は3割強に過ぎず、残る6、7割の企業で何らかの影響を受けたことは注目に値する。
(取材・文/大阪産業創造館 徳田裕平)