アジアの女性が、自分の力で稼げる仕組みを作りたい!
【今夜のお客様】
代表取締役社長 星野 翠氏
【社長のホンネ~ソーシャルビジネス編~】
アジアの女性が、自分の力で稼げる仕組みを作りたい!
イケダ:私、あるテレビ番組で、社会起業家の山口絵理子さんにとても感銘を受けて。星野さんと出会った時、「私が出会いたかった起業家の典型だ!」って思ったのよね。
社長:それ、たまに言われます。光栄です(笑)。
イケダ:日本ではまだ「ソーシャルビジネス」って認知度が低いけれど、でもこの成熟した社会の中で、社会の〝不″を解消して心を豊かにできるビジネスって、絶対に重要だと思う。それにしても、星野さんはなぜ起業家に?
社長:中学生の時、父とモンゴルを旅した時に「マンホールチルドレン」に出会ったんです。「生まれた環境でこんなにも運命が変わるのか」とショッキングで。その時から「アジアで雇用を増やしたい」という志を持つようになって、学生時代はボランティアや寄付活動をしていました。
イケダ:若い時に受けた衝撃が、自分のキャリアを考えるきっかけになった、と。
社長:ボランティアを続ける中で、「与えられるだけでは根本的な解決にならない。自分で稼げる場を提供しないと、与える側の自己満足で終わってしまう」と考えるようになって。
大学4年生の時にインドでインターンをしたのですが、スイス銀行を辞めてインドに帰ってきた起業家と意気投合して、社会課題を解決できるソーラーエネルギー事業を一緒に始めました。その経験をきっかけに、「ちゃんと営利を得て、継続性のある会社をつくろう」と思うようになったんです。
イケダ:ボランティアからビジネスに変わったターニングポイントが、インドだったのね。
社長:経営はまったく専門外だったから、的確な経営判断ができるようになりたいと思って帰国後にグロービスでMBAを取りました。
イケダ:その間に結婚・出産も経験してるなんて、ホント尊敬しかないわ。
社長:もともと「出産するからビジネスを諦める」っていう考えじゃなかったから(笑)。「志を実現させる」というシンプルな目標に向かって、前に進んできただけですよ。
イケダ:これからまた新しいサービスも展開するのよね。星野さんのチカラで、社会を明るく豊かにしてくれると期待しています!
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