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まわりも「ナニ、それ?!」と驚いた、石工職人に

「こんな仕事があったのか! 」
峠下さんがこの仕事を知った時の実感だった。熱帯魚が好きで、専門学校で動物系の勉強をしていたが、ハローワークの求人案内にあった「彫刻」という言葉に何となく惹かれて入社した。

仕事は墓碑銘を彫刻する専門職。
しかし峠下さんが想像したノミとハンマーでの作業ではなく、文字や家紋などを切り抜いたゴムシートを墓石に貼り、研磨剤入りの砂を高速で噴射して彫りあげるサンドブラストという特殊技術の世界だった。

先輩から教えられたのは「まず仕上がりのイメージをはっきりと頭の中に描く」こと。そのイメージ通りに彫りあげるのが腕の見せ所であり、掘りすぎると元に戻せないのが彫刻でもある。

吹付け用の砂が固まらないように混ぜる。

入社1年目の峠下さんにとって、時には厳しく叱られもするが、「一発すごいものをつくるのが芸術家。同じ品質のものを毎回つくれるのが職人」という先輩の言葉を噛みしめる毎日だ。

最初の仕事は、彫刻のアタリ用ゴムシートを正確に貼ること。

「墓石は末長く人が手を合わせるものなので、いい加減な仕事はできないし、やりがいがあります」と峠下さん。

同じように見えても石にはそれぞれ個性があるという。

全国で2社のみという、花などをモチーフにした創造的な墓石彫刻を実現するファントーニという技術も会社は誇りにしている。そちらも将来マスターしたいと情熱を燃やしている。

歩いていても石が気になるようになった峠下さん。

(取材・文/山蔭ヒラク 写真/福永浩二)

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☆特集「こんなところに仕事人」を全部読みたい方はコチラ☆
http://bplatz.sansokan.jp/archives/category/201703

2017年03月08日
大阪石材工業株式会社
峠下(たおした) 勇貴さん

 事業内容/墓石・石製品の販売・加工・施工

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