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≪講演録≫脱下請け!ものづくり企業のクラウドファンディング活用術

《講演録》2016年10月14日(金)開催
【ものづくり経営力強化セミナー】脱下請け!ものづくり企業のクラウドファンディング活用術
株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディング
関西支社長 菊地 凌輔 氏

サイバーエージェントグループが運営するmakuake(マクアケ)は、1,000万円を超える資金調達も実現するクラウドファンディングのプラットフォーム。資金調達だけでなく、新製品のテストマーケティングやプロモーションなどにも有効活用されている。ものづくり企業の挑戦を支援する新たな手法、「クラウドファンディング」の活用方法や成功のポイントなどについて詳しく説明した。

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そもそも、クラウドファンディングってどんなもの?

クラウドファンディングとは、クラウド(群衆)とファンディング(資金調達)を合わせた造語。幅広い方々から少しずつ資金を集めて、プロジェクトの成立を支援する仕組みです。「こんな新商品をつくりたい」といった思いを、makuakeというプラットフォームにプロジェクトとして投稿していただき、ユーザー(一般消費者)に自分の商品をプレゼンします。

プレゼンを見たユーザーは、「この商品欲しいな」「この事業を応援したいな」と思ったら資金を出します。クラウドファンディングは、大きく寄付型・投資型・購入型の3種類にわかれますが、makuakeは購入型なので楽天やAmazonなどのEコマースと同じ法律に乗っ取っています。プロジェクトが成立した際には商品やサービスといった、モノや権利、体験を支援者にお返しします。

資金調達法は、「All or Nothing」と「All-In」の2つから選びます。「All or Nothing」は、期間内に目標金額が達成できなければ、すべて支援者に返金されます。「All-In」は、目標が達成しなくても集まった金額が入ってくるというもの。

例えば、金型代の100万円が集まらなければ商品開発は中止なら「All or Nothing」。金型代は自己資金で賄うというなら「All-In」を選択。いま、makuakeの8〜9割のプロジェクトは「All-In」で実施されています。初期にかかる手数料はないので、金銭的リスクはどちらもありません。

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クラウドファンディングから次々に生まれる世の中にない商品

国内にはクラウドファンディングを事業とする企業や団体が約100〜150社ありますが、makuakeの強みは、過去約2000件にのぼるプロジェクト成功実績。「新しいコンセプトの商品やお店、コンテンツが次々と生まれるサイト」というのが定義です。

makuakeを利用するメーカーのメリットは、事前に量産資金を獲得し、試作品段階で予約販売ができるところ。文章や写真、動画で商品の特徴や魅力を伝え、目標金額が達成すると、その商品が支援者に届くという仕組みで、支援者には、世の中にない商品をいち早く手に入れられるメリットがある。

makuakeへの問い合わせは、毎月500〜600件。その後、電話やSkype、訪問を通して打合せを行い、プロジェクトを進めていきます。量産が難しい、技術が不足しているといった場合は、ネットワークを活かしてパートナーをご紹介することもあります。

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2016年12月07日
株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディング
関西支社長   
菊地 凌輔 氏

クラウドファンディングプラットフォームの運営

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