Bplatz press

【編集長の独り言】たかがユニフォーム、されどユニフォーム

2014.10.10

全国の製造業の経営者の皆さん、今から激しく重要なことを申し上げます。
今までお世話になった製造業の社長さんたちを全員敵に回すかもしれませんが、勇気を出して言っちゃいます。

「製造業のユニフォームは、かなりいけてない」

ス、ス、スイマセン!!!
でも本音です。

取材で町工場を訪問していてなんとなく思っていたことですが、この間、某業務用ホームセンターのユニフォーム売り場をパトロールしてて愕然としました。

なに?このどんよりした「ねずみ色」「土色」の世界は?
なに?なに?このもっさりした昭和なデザインは???
ぇぇぇぇぇえええええええええええええええええええ?????

なんでなんでなんで????と、ユニフォームカタログをめくって、もひとつ愕然。

こんなユニフォームを着せられて20代の若者が胸張って誇り高く仕事なんてできないよ。

仕事が過酷でも制服に憧れてキャビンアテンダントや看護師になりたい女子って多いじゃないですか。
男子だって同じですよ。

「ものづくりの現場ではそんなこと関係ない、なんて軟弱な!」と仰る方もいらっしゃるかもしれません。
でも、オジサンと若い人は違うんです。

若い人たちは、働くイメージとか、自分はどう見えてるのか、ってとても大事なんです。
若い人たちは、仕事も人間もまだまだ発展途上だから、自分が身に着けるもので自分を奮い立たせたり、演出したりしてるんです。

でも、この「どんより色&もっさい」ユニフォームでは無理。
心が折れる。

私が出会うゲンバ男子たちは「週末は彼女とショッピング」という、ごく普通の若者たちです。
でも「ものづくりで働く人は見かけにこだわらないはず」というステレオタイプな固定観念がまだまだ健在。
ユニフォーム業界もがんばりましょ。日本のものづくりの将来のために、ここ絶対大事ですから。

その仕事に誇りを持って、胸張って一日頑張るためにユニフォームはあるんです。
単に機能的だとか汚れても大丈夫とか、それだけのものじゃないんです。
単なる作業着じゃないんです。それを着ると背筋がしゃんと伸びる「仕事着」であってほしい。

誰だってかっこよく働きたい。
誰だってかっこよく働いていると思われたい。

職人の仕事は確かにかっこいい。
でもそれだけじゃダメです。
働く環境もかっこよくしてあげるのは経営者の仕事だと思います。

ゲンバ男子シーズンⅡ「日本のものづくりを担う若手採用応援プロジェクト」では、ユニフォームをテーマに面白い仕掛けをしていく予定です。
注目してくださいね。

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大阪産業創造館 Bplatz編集部

編集長

山野千枝

http://www.sansokan.jp/