商品に和の心をのせてお届け | 株式会社Be Will International

【起業家図鑑】
大阪産業創造館 創業支援チームのプランナーが月替わりで起業家を紹介する連載コラム。起業を志したキッカケや、困難に直面したとき乗り越えた方法、また事業を軌道に乗せるために必要なことなど。一歩先をいく先輩起業家の体験談をプランナー目線で紹介します。
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【起業家図鑑】vol.16 商品に和の心をのせてお届け

オフィスに英語の商談の声が響く。台湾の取引先との電話だ。台湾の取引先からの要望は、台湾で人気の高い日本製品を輸出すること。

創業2年目の株式会社Be Will International(ビーウィルインターナショナル)の代表を務める岡田氏は、ワーキングホリデーを利用し海外で就職、ビジネススキルと英語力を身につけた。

帰国後、就職した会社でベビー関連の商品のバイヤーと商品企画にたずさわるが、平成28年10月に日本と海外をつなぐ海外ビジネスプロデューサーとして起業する。

同社が企画販売するマザーズバッグの台湾・中国での展示会の様子

開業当時は、国内メーカーと台湾企業の仲介役を果たす海外ビジネスプロデュース事業を行っていたが、徐々に事業を拡大するとともに輸出業務もスタートさせる。台湾での日本製品の高い人気が追い風となった。

当初はアパレル、雑貨製品が中心であったが、台湾側の要望に応じ、菓子類から生鮮食料品、魚介類まで多くの種類の製品を取り扱い事業を拡張していく。

柚子胡椒などの調味料も人気だ

しかし、これまでの道のりは、けっして平坦ではなかった。日本のメーカーに取引を提案しても断られることはざらである。

取り扱いの難しい食品関連の輸出では通関で荷物が止められるなどトラブルが多発する。食品に含まれる添加物などの規制に対応するため詳細な証明書類の提出が必要なためだ。

しかし、そのたびに真摯に対応し顧客と仕入先から信用を得るとともに、その食品関連の輸出のノウハウを蓄積し、取り扱いが難しい品目分野の商品を輸出した実績を作った。

北海道の魚介を買い付けに行くことも

取り扱い製品を増やすとともに、新たな国内取引先の開拓に果敢にチャレンジしている。起業して2年が過ぎ急成長を遂げているが、台湾企業との合弁企業を設立し、さらに勢いに乗る。

どんな製品、どんな仕入先でも開拓し、顧客と強力な関係を構築する。さまざまなトラブルに頭を悩ませながらも乗り越えていく姿は、ハングリーな大阪商人魂の原型を感じる。

(取材・文/大阪産業創造館 創業支援チーム 起業プログラム&デスク「立志庵」マネージャー 明田豊広)

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起業プログラム&デスク「立志庵」
https://www.sansokan.jp/akinai/risshian/

2019年05月30日
株式会社Be Will International
代表取締役  
岡田 孝作氏
事業内容/食品、ベビー用品、雑貨などMade in Japan商品の輸出

今月の町工場で働くオトコマエ

ゲンバ男子

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