必読!SNS基礎知識

【必読!SNS基礎知識〈2〉】ビジネスを広めるには結局どのSNSがいい?

2024.06.20

連載「必読!SNS基礎知識」
第二回「ビジネスを広めるには結局どのSNSがいい?」

皆さん、こんにちは。今回は「ビジネスを広めるには結局どのSNSがいい?」について解説します。

まず、SNSをはじめるにあたって、どのSNSで情報発信をしていくか。選択を間違えると、日々の運用が無駄になってきます。今はTikTokがいいですか? InstagramとX(旧Twitter)どちらがいいですか? といった質問も多数いただきます。

結論、自社の商品・サービスを必要としているユーザーの多くが、どのSNSを使っているかを考える必要があります。たとえば、TikTokは10代・20代の若い世代の使用率が高く、Instagramは、男性に比べて女性ユーザーが多いです。

2017年ごろから、わからないことや飲食店の検索を、GoogleではなくInstagramを使うユーザーが増えています。「ググる」ということをあまりしないので、Instagramで情報発信することで顧客や見込み客に見つけてもらえるチャンスが広がります。店舗ビジネス以外にもさまざまなビジネスに有効ですね。X(旧Twitter)は、ビジネス層も多く、コンテンツ系の発信にも活用できます。情報の即時性が高いことから、イベントや混雑状況などの告知にも最適です。

投稿するコンテンツを制作する労力も考えておく必要があり、TikTokやInstagramは、動画や画像の準備が必要です。X(旧Twitter)については、動画や画像がついている方がユーザーにとってわかりやすいですが、基本、文字だけで投稿できることから、制作にかかる時間とスキルは、他のSNSに比べて負担は少ないといえるでしょう。

「ワンコンテンツマルチユース」という考え方もあり、各SNSに適した投稿に変更は必要ですが、一つのSNSだけでなく複数のSNSへ投稿していくことも大事です。自社の発信したいこと、商品・サービスとの相性、制作にさけるリソースを考慮した上で、最適なSNSを選択してください。

(文/山下 悦令)

 
山下 悦令氏(SPOTWRITE 代表/大阪産業創造館 経営相談室 経営サポーター)
グラフィックデザイナーとして、広告・パンフレット制作など、営業・ディレクション業務で、大手メーカーのカタログ制作を担当。さらに、販売戦略・企画、HP制作やSNS運用まで、幅広く『情報発信』や『売り方の提案』に携わる。売上げアップ・ブランディングの活動を、紙媒体からWEB・SNSをフル活用し、旅行業界紙の出版社・印刷会社・商社を経て、2022年3月に独立。独立後は、企業のnote執筆代行やホームページ作成・更新、情報発信やブランディングについてサポートしている。

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山下 悦令氏

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