Vol.4 好調な業績を背景に賃上げや賞与支給にも積極姿勢がうかがえる
【産業創造館ネットモニター調査 6月期調査】
詳しくは⇒ https://www.sansokan.jp/tyousa/movement/monitor/2018_06.pdf
このところ景気が回復基調にあり、2017年度の決算でも増収傾向が持続しており、2018年度の見通しも明るい。
今月はそうした決算状況を概観するとともに、賃上げや夏季賞与の支給状況を調査した。
結果を概説すると、営業利益が黒字の割合は半数近くに達し、売上高も横ばい基調ながらも、どちらかと言えば増収企業が多く、2018年度は更なる増収が見込まれる。
また、賃上げは正社員では1/4の企業が2%以上の賃上げを今年実施しており、夏季賞与でも製造業を中心に増額基調にある。
(取材・文/大阪産業創造館 徳田裕平)