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外国人留学生の部屋探しサポート

「海外から来られた方のお部屋探しとコミュニティー作りのお手伝い」がアーバン不動産投資株式会社(大阪市西区)の事業コンセプト。大阪で、外国人が安心して住宅を探せるよう、言語面でのサポートに加え、文化交流などを通じた地域とのコミュニティー作りに取り組んでいる。

代表の安田成弘氏が起業したきっかけは、学生時代に経験した海外留学。その時、最も困ったのが家探し、そして地元の人とのコミュニケーションだった。せっかく住みたい場所があっても、保証人がいないことや言語や習慣の違いによるトラブルを心配されて、なかなか条件に見合った物件にたどりつくことができない。また、その国の文化や人ともっと関わりたいと思っても頼れる人が少なく、学びも不十分なまま帰国することになった。

現在、日本で学ぶ留学生は約13万5000人で、大阪では約1万人。安田氏が留学中に経験したように、日本に来た留学生にとっても保証人の問題や、言語や習慣の違いで契約ができないなど、不動産賃貸では特に不利な面が多い。

こうした問題を解決するために、自国で部屋探しをするのと同じ環境を提供しようと会社を立ち上げた。契約書面などの書類作成、ホームページや掲示物での情報発信、生活相談などもすべて、中国語、韓国語、英語、そして日本語で対応している。

さらに日本での生活情報や学生向けの就職情報などの発信をはじめ、バーベキュー大会、バスツアーなどのイベントを開催し、地域の人と触れ合うことができるコミュニティーづくりを通じて必要な情報が得られるような仕組みを作った。日本の風土を体験してもらいながら、心地よく滞在してもらいたいという思いが込められている。

「お互いの理解が不足しているために、誤解が生まれている場合がある。外国人と日本人オーナーの間にある言葉や習慣の壁を取り払うことで、海外の人にとっても安心で住みやすい日本を作ることを目標に事業取り組む」と語る安田社長。今では留学生のみならず、企業などの駐在員の利用も広がった。今後注力するのは、海外からの居住者に適した物件を増やすこと。そして将来はサービスを日本全国に拡大させていきたいと意気込んでいる。

(大阪産業創造館 プランナー 長川勝勇)

sankeikansai140915▲留学生に住まいや地域の情報を提供している安田氏(写真奥)

2014年09月15日
アーバン不動産投資株式会社
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