日本のお米で作る新しいスイーツを世界へ | Comeconoco Laboratory

【起業家図鑑】
大阪産業創造館 スタートアップ支援チームのプランナーが月替わりで起業家を紹介する連載コラム。起業を志したキッカケや、困難に直面したとき乗り越えた方法、また事業を軌道に乗せるために必要なことなど。一歩先をいく先輩起業家の体験談をプランナー目線で紹介します。
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【起業家図鑑】vol.14 日本のお米で作る新しいスイーツを世界へ

「グルテンフリー」という言葉が市民権を得てきたのは、ディーン・フジオカのおかげだろうか?というのはさておき、米粉というのはヘルシーで、何より日本の主食である米から作られるもの。そのため身近に感じられ、食べることに抵抗感が少ないということも受け入れやすい理由の1つだろう。

そんな米粉でお菓子やケーキを作ることを教えているYukikoさんが運営する「米粉お菓子教室 Comeconoco Laboratory」は連日大盛況である。

「おいしく、たのしく、おしゃれな、こめこ」をテーマに2014年にスタートした「米粉お菓子教室」は、洋菓子店で働いていたYukikoさんの「日本らしい要素を取り入れたお菓子を作りたい」という想いが原点にある。

Yukikoさんの教室が受け入れられたのは、100種類以上のレシピで洋菓子店で売っているものは全部できるということ。パンやケーキを食べたいのにアレルギーや病気のために食べられない人たちの救世主となった。

さらに、インバウンド市場の拡大という追い風もあり、グルテンフリーの食品を求めている訪日観光客から、日本らしさを感じるグルテンフリーのお菓子を提供してほしいとの依頼が増えているといい、宗教上の問題や体質上の問題で小麦が食べられない訪日外国人にとっても救世主となりつつある。

この需要は、2020年の東京オリンピック、2025年の大阪・関西万博に向けて、ますます拡大していくだろう。

Yukikoさんの活躍の場は国内にとどまらず、タイやミャンマーなど、米を主食とする国で現地の米を使ったレシピ開発やセミナーを行う他、グルテンが原因で腹痛などの症状を起こす病気が遺伝的に多いという欧米のシェフとのレシピ交換など、グローバルである。

その最終目的は、「日本のお米を世界に」。

既に、国内の米の産地に直接赴きその産地の米を使ったレシピ開発はスタートしており、2019年2月には、日本のお米の魅力を国内外に広める発信基地となる米粉お菓子専門店をオープンする予定だ。

日本の食材の魅力を発信し、生産地と消費地の距離を縮め、安心・安全な食をお届けする。Yukikoさんの挑戦はまだまだこれからだが、その未来は限りなく明るい。

(取材・文/大阪産業創造館 スタートアップ支援チーム プランナー 浜田哲史)

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2019年01月17日
米粉お菓子教室 Comeconoco Laboratory
Yukiko氏
事業内容/米粉お菓子教室の運営、米粉レシピ開発

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