【プレスリリースの作り方】取材が取材を呼ぶ!「報道の連鎖」を呼んだプレスリリースとは

「メディアに取り上げてもらえるプレスリリースの作り方」vol.7
元毎日放送記者で、ラジオ報道部長なども務めた大谷邦郎氏がお届けする連載です。

プレスリリースは、お金をかけずにメディアに取り上げてもらえることから、中小企業にとってはかけがえのない“武器”です。それだけに、その特徴を知り、扱い方を学び、日々研鑽してもらいたいものです。
そこでこのコーナーでは、元・経済記者のボクがリリースをメディアに取り上げてもらえるそのポイントを、具体的事例を基に解説していきます。
さぁ、皆さんも一緒に学んでいきましょう!

“真矢ミキ”さんに代わって、申し上げたい!「あきらめないで!!」と。
よく聞かれます。「先生!プレスリリースを出したけれど、メディアから問い合わせなどないし、取材は望み薄ですかね?」と。そこで、ボクは聞き返します。「プレスリリースって、いつ出しましたっけ?」すると、その答えは・・・
「昨日ですけど」。ガクッ!ボクは、座っていた椅子から、もう転げ落ちるほどズッコケるのであります。流石にそんなにスグ反応があるものではありません。それこそ、忘れた頃に取材・問い合わせが入ることも十分ありえるのです。

封筒の製造一筋55年と言う老舗・緑屋紙工株式会社で、今回プレスリリースの作り方を一緒に学んでいただいた上崎裕幸さんの場合もそうです。

こちらをご覧ください。



ボクの手元資料によると「バージョン4」とありますので、何度も何度も校正を重ねた結果、ようやくメディアに送ることが出来たリリースです。

日付は昨年の11月30日。リリース内容がプチ袋だったので、お正月準備の話題として取り上げてもらえないかと、急いで作業を進めた記憶があります。そこで、まず、業界紙の「日刊紙業通信」が12月半ばに取り上げてくださり、2018年1月1日号に「印刷ジャーナル」が、1月10日号に「印刷タイムス」が取り上げてくれました。しかし、一般紙からは結局音沙汰無し。「ここまでか」と思っていたところに、毎日新聞が「コラム」の形で取り上げてくれました。それが2月20日のこと。そして、さらに、リリースを出してから半年近く経った5月24日に、何とテレビ局がミニ番組の中で紹介してくれたのであります。

上崎さんは、こう振り返ります。
「今回、なぜ、この件をリリースすることになったのかと言うと、受講させて頂いたプレスリリース講座で、実際にプレスリリースを配信するという宿題があったからです(笑)。はじめはプチ袋のデザイン・用途コンテストを検討していましたが、先生からアドバイスを受けてシンプルな内容に変更し、その後も修正をかさね、4回以上作り直しました。どうせ出すならベストなリリースを作りたいと思い、宿題に真剣に取り組んだのが良かったかと。結果的に、新聞社の方からもお褒め頂けるプレスリリースとなりました」

待てば海路の日和あり。無駄な努力など決してないのです。そして、改めて思いました。もっと遠慮なく宿題を出そうと!(文/大谷邦郎)

大谷 邦郎氏
1961年、大阪・堺生まれ。 1984年にMBS(株式会社毎日放送)に入社。
大半をテレビ・ラジオの経済記者として過ごし、経済番組の制作にも携わる。その後、ラジオ報道部長、宣伝部長を歴任し、「取材する側」と「取材される側」の両方を経験。そのキャリアを活かし、2016年11月に独立し 「情報発信」や「危機管理広報」などに関するセミナーやコンサルを企業や大学・自治体などで行っている。現在「グッドニュース情報発信塾・塾長」。
著書:『関西唯の人 〜仕事を楽しむ人の図鑑』(星湖舎)等

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セミナー(1)では、広報と広告・宣伝の違いや、プレスリリースを制作する前に知っておいていただきたい「情報発信」の姿勢、中小企業ならではの情報発信とはどういったものかを学びます。
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2016年11月08日

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