Bplatz press

【編集長の独り言】我々に「今」できること

2011.03.14

今、我々にできることは何か。

尊い人生や最愛の家族を一瞬にして飲み込まれた人々に想いを馳せながら、
今日生かされていることに感謝し、家族を抱き締め、
自分たちの日常をしっかり生きること。

私は仕事を一生懸命頑張ります。
だって稼がな義援金だって送られへん。

悲しみに暮れるだけじゃ、誰の役にも立てない。
被災地にいない我々こそ、過度な自粛をして、
経済活動の流れを止めてはいけない。

企業の皆さんへ。
私は頑張って稼いだお給料で、たくさん買い物して、
御社の売上げに貢献するから、
内部留保するんじゃなくて支援物資と義援金を送って、
そして近い将来、三陸地方に工場を建てて、
雇用をたくさん創出して、
町の再建に力を貸してください。

居酒屋の大将の皆さんへ。
私、これからも何回も飲みに行くからさ、
漁港が再建されたら
三陸のお魚をいっぱい仕入れてください。

だから今日も一日、私のお役目を頑張ります。

日本には「お互い様」「おかげさま」という美しくて強い言葉がある。
「今自分にできることは何か」を、日本中の皆が一斉に考えてる。
100点満点の正解はないけど、一人一人がそれぞれ考えて
「今」を一生懸命生きましょう。

ニッポン人も捨てたもんじゃないぞ、きっと。

大阪産業創造館 Bplatz編集部

編集長

山野千枝

http://www.sansokan.jp/