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全力で「売れる!」をサポートする課題解決型クリエイティブ集団

2019.11.25

メーカーの新商品販売用ディスプレイに優れた実績を持つ株式会社イデイは、創業43年の広告会社。

同社の強みは、一貫してクリエイティブの質の高さで戦う姿勢にある。特に入社間もない若手社員の感性と行動力を信頼し、消費者目線の「新しい」「面白い」ディスプレイ什器の開発に生かしている。

女性の営業員が活躍できる環境を用意し、彼女たちが化粧品、文具雑貨、菓子など関心のあるジャンルの商品を店頭観察し、情報をインプット。アンテナに触れた商品&ディスプレイを見つけると「うちの会社ならもっと良いご提案ができます」と直接メーカーに電話を入れるという、若さを存分に生かした恐れ知らずの提案営業を日々行っている。

 
「ウチの強みは、情熱量の多さ。若い社員が徹底的にヒアリングし、課題を特定し、店頭で思わず手に取りたくなる造形、デザイン、キャッチコピーの方向性などのアイデアを自由に出します。それを社内のデザイナーが形にし、マネージャーが値段を弾き出す。この3人チームが本気でぶつかることで相当のパワーになります」と出射氏。

大手から中小企業までクライアントは幅広く、ほとんどが複数社のコンペを勝ち抜いて受注してきた。

 
メーカーとの温度差をなくすため、広告代理店を通さず、メーカーとの直取引が同社の創業以来の基本姿勢。「若手社員が自由にアイデアを出せる環境を大切にし、私が口を出すのはスケジュールとお金のことだけ」と笑う出射氏は、常に新しい発想、新しいビジネスを追求し、周りをその気にさせる名プロデューサーと言えそうだ。

特にこだわるのは、関わったプロジェクトの成果。「私が社員に厳しく言うのは、作るのが目的ではないということ。ディスプレイを納品して終わりではなく、商品が売れてナンボ。広告やSNS支援も駆使して全力で販売を支援します」。

 
同社は毎年、年間の販売促進施策の最高峰を競うJPM POPクリエイティブ・アワードに出展し、2019年はプロモーション・スペースデザイン部門で金賞を受賞。キリンホールディングス本社ビルの広大なエントランスを彩る、スポーツイベントをテーマにしたディスプレイが受賞作品となった。

 
印刷メディアが3割、ウェブ&SNSが3割、ディスプレイが3割の現在の事業形態だが、中でもディスプレイ部門の伸びが順調だ。しかし「お客さんに喜んでもらうこと」を最優先に考える出射氏は現状に満足しない。

「まだまだ、やっていることがショボイ。ネットを使えば、もっと面白いことができるはず。ディスプレイの枠にも囚われず、新しいものを全社で求めていきます」と、常に一歩先の未来を見つめている。
 

代表取締役 出射新也氏

(取材・文/山蔭ヒラク)
 

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株式会社イデイ

代表取締役

出射 新也氏

http://www.idei.co.jp

事業内容/セールスプロモーション企画制作