ニュージーランドの釣り好きが開発した石けん 女性目線をいかしてギフトマーケットを開拓
ロシア、ニュージーランド、ネパールなどから現地で愛用されている商品を日本に輸入する事業を手掛ける。「信頼できる人脈から紹介を受けた商品を中心に扱っており、釣り関連製品から精油、ハーブティーまで今のところどんな商品にでもチャレンジしている」と久門氏。
その中で、自身がニュージーランド訪問中に見つけたのが手についた魚の臭いを洗い落とす石けん「フィッシーフィンガーズ」。釣りが人気スポーツのニュージーランドだからこそ開発された商品で、天然由来成分を使用していることから家庭用の洗剤、石鹸としても広く愛用されていることを知り、品ぞろえに加えることを決めた。
ただ、社員に釣り好きは一人もいない。問屋を通じて釣り具店に納めるルートは開拓したが、商品の良さをもっと広く知ってもらうためにどんな方法をとればよいのかイメージがわかなかった。そのとき産創館の連続講座「商品・販促・集客に活かせる!『女性目線活用』マーケティング」のことを知った。
実践ワークショップ形式で、グループメンバーと商品の売り方について議論をした。価格が1000円を超えることから「自分で購入するにはハードルが高いがギフトでもらったらうれしい」との意見をヒントに、プロモーション案をまとめた。女性から釣り好きの男性に贈るシチュエーションを想定し、季節ごとにイベントに合わせたギフトボックスを企画するというアイデアをさっそく実践。今年のバレンタインでロシア製チョコレートと靴下を組み合わせて売り出したところ想定以上の反響があった。
「商品にたどり着いたユーザーの検索条件を調べてみると、彼氏、プレゼント、釣りといったキーワードが多かったことから、一定層のユーザーがいるという手応えを感じることができた」という。
「商品そのものの良さを伝えるのではなく、商品を使うメリットやシーンをどう伝えるかなど講座で学んだことは今も資料を見返しながら販促で心がけている」という久門氏。今後は釣り愛好家が集まるイベントなどにもこれまで以上に出展し「お客さんの生の声を聴いて売り方やプロモーション方法にさらに磨きをかけていきたい」と意気込む。
(取材・文/山口 裕史)
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