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起業にリスクなんてない 日本の若者は海外に出よ

香港で生まれたレオン氏がカナダに移住したのは17歳のとき。香港返還が近づくにつれて移民ブームが起き、親戚が多く住んでいたカナダのトロントに家族で引っ越した。

現地の芸大と専門学校で美術とウェブ構築技術を学び、日本人留学生の友人がいたことから日本語も勉強するように。「それを機に日本に興味を持ち、就職先を探していたところ、ネットで知り合った日本人デザイナーの会社で働かせてもらうことになりました」。

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2000年、25歳で来日し、香川県のデザイン会社に就職。その時点で、すでに30歳で起業するためのキャリアデザインを描いていた。1社目のデザイン会社ではウェブサイトのデザイン技術を習得。1年で転職後、2社目ではディレクション・プランニング力を、3社目では大規模案件のマネジメント力と人材育成の見識をそれぞれ養った。「いちデザイナーから管理者へ、常に上流をめざしてキャリアを組み立てたんです」と転職の意図を語る。

こうして3 社を渡り歩き、計画通り30歳でマインドフリーを同業の仲間と立ち上げた。創業時は苦労より、楽しくて仕方がなかった。大阪の顧客から関西ならではのコミュニケーションのとり方を教わった。「さらに企業ごとに独自の理念や文化、組織運営の仕方があることがわかった。それを自社に取り入れて組織化を図ってきた」という。

異国の地で会社を経営する同氏からすると、日本人はリスクに対する捉え方が「ズレている」らしい。「たとえば大学で講演をすると、決まって聞かれるのは起業リスク。学生はまだ失うものはなにもないのに、リスクってなに? と逆に問いたい」ときっぱり。「社会人になって起業して失敗しても、失うのはせいぜい数百万円程度。なのに数千万円も借金し、家は買いますよね。住宅ローンのほうがよほど重いですよ」。

日本人が恐れる起業リスク。「それを解消するために海外にぜひ出てほしい」と力を込める。異文化に触れることで考え方が変わり、自分の悩みがいかに小さいかがわかる。「悩む時間があるなら起業したほうが早い、きっとそう気づきますよ」。

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「起業リスクを解消するために日本の若者は海外に出よ」
ロングインタビュー公開中⇒http://bplatz.sansokan.jp/archives/2777

 

 

2014年07月09日
マインドフリー株式会社
代表取締役  
レオン・メイ・ダニエル氏

ウェブの戦略立案、コミュニケーションプラットフォーム開発事業を軸に、そのノウハウを活かしたソーシャルメディアマーケティング事業も展開。最先端テクノロジーを追求し、IT事業の研究開発にも力を入れる。

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