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3つの努力 こだわりウェブサイト制作

 有限会社オブユース(大阪市西区)は、ウェブサイトの制作・運用を専門にしている。創業は2004年、大手企業グループの社内ベンチャーで行っていたITを活用した観光事業の実証実験を独立させたことがきっかけである。以来、旅行関係の顧客に質の高いホームページを提供し順調な業績で推移してきた。

 質の高い仕事を裏付けるのがこれまでの制作実績。企業ホームページの雛(ひな)形を利用した制作ではなく、顧客のニーズをくみ取って顧客と組み立てたオーダーメードのサイトばかりである。ウェブサイト制作の考え方にもこだわりがある。同社ではウェブサイト制作は単なる代行ではなく、顧客が新規の販売ルートを確立するために行う「新規事業プロジェクト」と考えている。このことは、顧客の既存販売ルートとホームページを両立させることで、顧客の夢の実現を支援するという壮大なプロジェクトでもある。そのためにホームページ上に表現する顧客の強み、歴史、社長、社員などに最大限の努力と細心の注意を払い、「作る努力」「見ていただく努力」「買っていただく努力」の3つに心血を注いでいる。

 転機が訪れたのは12年1月。主要取引先との事業統合が解消され、新規顧客を積極的に開拓していくことが求められるようになった。牧野浩之社長は「初年度は厳しいかもしれないが、これまでどおり質の高い仕事を続ければ次の受注につながり、業績は向上する」と考え、トップ営業による顧客開拓とスタッフによる既存顧客の深耕を柱とする経営戦略を立案し、中期経営計画にまとめた。

オブユース

 現在は、積極的にトップ営業を展開し顧客を増やす一方、スタッフはトップが受注してきた案件を高品質で顧客に納品し、追加受注を模索する取り組みを行っている。顧客は本業があるため、ホームページの細かいことまで面倒を見ている余裕がない。従ってスタッフの一人一人が顧客の視点で強みを考えてコンテンツを作成し、顧客の最も魅力的なポイントを表現する工夫を行っている。そのため顧客とは仕事以外でも付き合いの深いスタッフがいるという。

 今後に向けて、社長は「私たちは、ウェブサイトを通じて『クライアントを成功に導けるかどうか?』の鍵を握る非常に重要な仕事を行っている。このことに誇りを持って、今後も仕事に取り組んでいきたい」と抱負を語る。

(大阪産業創造館 経営相談室 服部繁一)

2012年10月29日
有限会社オブユース
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