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世界をワクワクさせたい

京都の自動車メーカーが1997年に発売し、400台以上の受注を残して販売中止となった幻のスポーツカー「トミーカイラZZ」が電気自動車として生まれ変わった。開発したのは、京都大学発ベンチャーのグリーンロードモータース。社長の小間氏は大学時代に人材派遣業を始めた起業家だ。

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起業家としての原点は意外にも「ピアノ」。高校2年生の時、出身地の神戸で阪神大震災を経験し、「自分も社会に役立つことをしたいと思った」。そこで思い立ったのがピアノの弾き語りだ。とはいえ、当時はまったくの素人。

震災後は暗い気持ちになりがち。音楽で喜んでもらいたかった」と語るように、技術うんぬんよりも「被災地のために…」という思いが強かった。コードを覚え、ギターの弾き語りのように演奏する独自のスタイルで人気を呼び、ルミナリエ会場で演奏するほどに。その舞台を用意したのは某大手人材派遣会社。「やる気さえあればチャレンジできる機会を誰かに提供できるビジネスはすごい」と思い、自身もミュージシャンの派遣業を大学在学中に創業。 2000年にコマエンタープライズを設立し、年商20億円の企業に育て上げた。

その後、京都大学大学院に進学し、電気自動車の魅力と将来性に着目。 2010年にグリーンロードモータースを設立した。当初はバイクや小型車に焦点を絞って事業計画を立てていたが、「開発の決心がつかなかった」。少量生産が中心のベンチャーでは採算が合わず、大手が参入すれば太刀打ちできないと考えたからだ。一方、希少性が価値につながるスポーツカーなら勝負できると確信した。「世界をわくわくさせるクルマをつくりたい」。同氏の思いが周囲を巻き込み、勢いよく走り出した。

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▼紙面では紹介しきれなかったロングインタビューはこちら

http://bplatz.sansokan.jp/archives/1523

 

2013年12月09日
グリーンロードモータース株式会社
代表取締役社長  
小間 裕康氏
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