展示会にも店舗にも効果的なビジュアルマーチャンダイジングのポイント

大阪市では、まだまだ知られていない市内中小企業の商品やサービスをブラッシュアップし、大規模展示商談会などを通じて広く発信していく「大阪市魅力発信事業」を実施しています。
実際の商談会などの場面で、バイヤーは商品のどんなところに注目し、どんな情報に興味を持つのだろう… 商品を持つ方なら、ぜひとも知りたいところではないでしょうか。そこでプロのバイヤーに「バイヤーが思わず見て聞いてしまう商品」についてお聞きました。

会場のブースの広さには限りがあります。
その制約のなかで短時間に「バイヤーに強い印象を残す」という展示の目的を達成するために、ぜひ、サブ什器を活用してください。「ゲタ」や「あんこ」と呼ばれる、商品に高さを持たせて変化をつけるツールや、トルソーなどです。

これらを使うことだけで、印象は大きく変わります。また、商品には、一番いい「顔」があります。それは必ずしも正面とは限りません。少し横から見てみたり、斜め上から見てみたり。そこを見極めて演出することで、さらに印象が変わります。

これは消費者を購買行動に誘導する、「店頭陳列」にも共通する技術です。

加えて、成分や機能、従来品との違いなど、商品だけでは伝えきれない情報をPOPやパンフレットで伝えるようにしましょう。静かな展示スペースが情報豊かな賑やかな場になります。

売れる商品は、消費者が「えっ!?何これ?すごい!」と感じるという共通点があります。言い換えるなら、「インパクト」「興味」「驚き・感動」です。この点で、ネーミングとパッケージデザインは大きな役割を果たします。

ユニークな商品名や意表をついたデザインは、思わず目にとまり手に取ってしまうものです。そんなアイデア探しの意味も込めて、日々、色んなお店の売り場を見て歩くことをおすすめします。きっと、たくさんの明日へのヒントにつながることでしょう。

(取材・文/松本守永)


事業家支援事務所 Vam office 代表/販売戦略コーディネーター 楠本 秀利氏
1983年株式会社東急ハンズ江坂店開業準備室に入社し、2005年広島店店長、2008年執行役員心斎橋店店長、西日本外販部長を経て退職。その後「Vam office」を開所。およそ30年に及ぶバイヤーと店舗運営の経験を活かし、個人事業者から中小企業まで、ブランディング・製品企画・販路開拓の希望に応えている。

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代表/販売戦略コーディネーター  
楠本 秀利氏

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