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「社員はもちろん、嫁さんも信頼している」会社の女房役

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「僕は一つの事業を育てていくより、新しい事業を考えては手放して任せていくタイプ」と西山社長。そして、考え抜いた事業のアイデアを真っ先に話す相手が一瀬氏だ。

それができそうかそうでないのか、できそうであれば仕組みを作って人材を配置し、予算配分を考える。「できるやろ、って任せてもらえるので、期待に応えなきゃという気持ちでやってきました」と話す。

社長が35歳で広告制作会社を創業したとき、24歳だった一瀬氏に「手伝ってほしい」と声をかけた。以前付き合いのあった会社で手際よく働いている姿が目に焼きついていたのだ。

意気に感じた一瀬氏も「半年くらい給料は我慢します」と伝え、社長も「結婚、出産しても働き続けられる会社を作る」と約束した。

二人三脚で続けてきた会社が飛躍するきっかけとなったのは平成16年のシステム開発事業のスタートだ。技術者が一気に増えたため、一瀬氏は総務・経理に専念するとともに、社員と社長のつなぎ役として、社員の思いを的確に伝える役回りに徹した。「経営者はついつい利益のことを考えがち、そこへ適度にブレーキをかけてくれる」と西山社長。

さらに、一瀬氏が結婚、出産を経た後も無理なく働けるよう体制をつくってきたことで、後に続く女性社員が定着しやすい環境が自然に整った。

そして、社長にとって耳の痛い進言をするのも一瀬氏の役目だ。「社員の仕事に口を出し過ぎ!みんな萎縮してしまうでしょう」。社長も一瀬氏の言葉に素直に耳を傾ける信頼関係があるのだ。

預金から借入まで財務のすべてを知り尽くしているという一瀬氏。社員と社長、会社と社会の間に立ってバランスよく判断できる「女房役」の存在が、会社を支えている。

(取材・文/山口裕史 写真/福永浩二)

2015年11月09日
株式会社コンタクト
代表取締役 西山 弘幸氏(写真左)/取締役 一瀬 友美子氏(写真右)

事業内容:イベントプロモーションとそれに伴うWeb& デジタルマーケティング、その基盤となるシステム開発も手がける。

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