資格やスキルより、「成長したい！」という想いを応援する
【今夜のお客様】
株式会社荻田建築事務所 代表取締役社長 荻田 晃久氏
イケダ：2期目の黒字決算、おめでとう♥3期目も順調みたいで何より。
社長：ありがと。とりあえずホッとしたわ。この２年間は、とにかく軌道に乗せることに必死。「こんな物件を手がけたい」っていう夢は封印して、「どんな仕事でも依頼は全部こなす！」っていう根性論で乗り切ってん。今年は新しい社員も入ってくれたし、今期はますますいい仕事するでー。
イケダ：建築業界って人材不足って聞くけど、そんな時期に新入社員が加わってくれたなんてすごいじゃないっ！
社長：ホンマそうやねん。設計士や施工管理の資格があっても、同じ気持ちで現場に向かえるとは限らんからなぁ。前に採用した社員には３日で辞められたし（涙）。ヒトモノカネの中でもヒトって、ホンマ難しい。特に建築って機械化が進みにくい業種やから、経験重ねるほど、どんどん新しいことができるようになる。だから経営者は「こんな技術を身に着けたい！」っていう社員の成長意欲を応援して、スキルを伸ばしてあげられる器が必要なんやって気付いてん。設計知識が豊富で、相談された時に的確なアドバイスができるだけじゃあかんねんなぁ。
イケダ：その気付きが経営理念の「自らの成長を信じ、自らを表現し続けることで、新たな自身を開拓する」に表れているのね。
社長：社員が成長することで仕事の幅は自然と広がるし、それが儲けにつながるというのが俺の考え。「人を活かす経営」っていうのが理想やねん。そのためには、俺自身がもっと成長せななぁ。ま、最近では「このドアホ！」って腹が立っても、ぐっと飲み込めるようになってん。すごい進歩やろ？自分で自分をホメつつ（笑）、みんなについてきてもらえるように頑張るわ。
イケダ：「社員と共にどう歩むか」を真剣に考えている姿にぐっときたわぁ。伝えたい想いを言葉にして粘り強く伝え続けるのが大事なのね。また飲みに来てネ、荻ちゃん♥
