■ページ本文テキスト■

大阪市経済戦略局の中小企業サポート拠点、大阪産業創造館が発行する月刊ビジネス情報紙「Bplatzpress」は毎月10日発行で、大阪市内の主要施設などで無料配布しています。「大阪が元気になるには大阪人が頑張っていることを伝えるのが一番」という理念のもと、大阪で活躍する元気でパワフルな経営者にフォーカスした記事を掲載しています。編集部ではユニークな中小企業の情報やご意見をお待ちしています。e-mail:press@sansokan.jpWEB?http://bplatz.sansokan.jp/公式facebookページ?https://www.facebook.com/bplatzpressBplatzpress編集部より読者のみなさまへ掲載している企業と読者の間で結ばれるいかなる取引・契約について、その内容及びそれに基づいて発生したいかなる事故・トラブルに関しても、大阪産業創造館は一切責任を負いません。紙面広告について広告掲載についての詳しい情報はBplatzのホームページ、もしくは電話でお問合せください。http://bplatz.sansokan.jp/ad?06-6264-9927めざせ!日本一オモロイ行政情報次号予告!編集後記Information大阪市からのお知らせおおさかATCグリーンエコプラザセミナー・イベント情報●セミナー「エネルギー問題の最新情報」(同時開催:最新の省エネ製品紹介)環境ビジネスの常設展示場、おおさかATCグリーンエコプラザでは、「ATC省エネ博」を好評開催中です。その関連セミナーとして、今、話題となっている最新の省エネ製品の紹介やシェールガス・メタンハイグレード等の新たなエネルギー資源の最新動向について、講演と事例紹介により解説します。日時3月25日(火)13:30?16:40費用無料定員100名申込Eメール(seminar02@ecoplaza.gr.jp)又は、ファックス(06-6615-5890)にて参加者名、会社名、電話番号、FAX番号、Eメールアドレスを明記して下さい。下請代金支払遅延等防止法をご存知ですか?下請代金支払遅延等防止法とは、下請取引の公正化及び下請事業者の利益の保護を図ることを目的にした法律で、下請取引にあたっての親事業者の義務(下請代金の支払い期日を定めること等)や禁止事項(買いたたきの防止等)が定められています。これに違反した親事業者に対しては、罰金の適用や勧告、違反内容・社名の公表が行われることがあります。親事業者の皆様におかれましては、適正取引の遵守をお願いいたします。○上記共通会場アジア太平洋トレードセンター(ATC)ITM棟11FATCグリーンエコプラザ問合せエコプラザセミナー係TEL06-6615-5888詳細URLhttp://www.ecoplaza.gr.jp「百年企業〜なにを守りなにを変えるのか〜」(仮)創業100年近い企業の経営者が先代から引継ぎ守ってきたもの、そして変革してきたものはなにか。老舗企業の経営哲学に迫る。2014年4月10日発行Bplatzpressは…地元の商店街にある100円ショップ「meets.」、ミナミにいくとついつい買っちゃう「金のとりから」、2号線沿いにもあるリサイクルショップ「良品買館」、地下鉄中央線の車内広告でよく見かける「現代仏壇」、友達の自転車についていた「キャットアイ」のリフレクター、そして毎週金曜日に購入している「雪やコンコ」の灯油…。私の日常生活でもおなじみのブランドが「大阪生まれ」だと、今回の取材で初めて知りました。この特集も今回で4回目。大阪人が意外と知らない「大阪生まれの全国ブランド」はまだまだありそうです。情報をお持ちの方は、ぜひ編集部までお知らせくださいね。press@sansokan.jp問合せ大阪市経済戦略局産業振興部企業支援課TEL06-6264-9940FAX06-6262-1487●イベントすまいの省エネ博「エコごこちのいいおうち」オープン!環境ビジネスの常設展示場、おおさかATCグリーンエコプラザでは、「すまいの省エネ博・エコごこちのいいおうち」を好評開催中です。40万人以上が登録・利用する安心のリフォーム業者選び・比較サイト「ホームプロ」ブースをはじめ、エコな家、健康な家に関する多数の部材・建材メーカーが出展しておりますので、ご活用ください。ビジネスチャンス倍増プロジェクト検索大阪市内企業の技術的課題や販路開拓の悩みを解決する「ビジネスチャンス倍増プロジェクト」。技術者として第一線で活躍してきた企業OBが仲介役となって、各企業のニーズにあうマッチング先を紹介した事例をピックアップ!ビジネスチャンス倍増プロジェクト中小製造業に技術提携先・販路を紹介大阪産業創造館生地に柄を印刷する方法には大きく分けて二つある。複数の型を使って染料を刷り込む捺なっせん染、そして印刷機を使って生地に印刷する熱転写プリントだ。熱転写プリントの中でも欧米のアパレルメーカーが近年こぞって採用しているのが、高熱、圧力をかけることによって転写紙に印刷した柄のインクを気化させ生地に色を浸透させる昇華転写プリントだ。加工の過程で生じる排水を出さず、環境負荷が少ない点が高く評価されている。さまざまな生地への昇華転写プリントを10年前から手がける武菱の武田氏は、その長所について「自由に色を再現できるので美しくプリントすることができる。また、捺染は色ごとに多くの型を使うため数百メートル単位からでないと注文を受け付けないのに対し、3メートルから受注できる」ことを挙げる。昇華転写プリントは、基本的にポリエステル、生地印刷の新技術少量受注を強みに取引先拡大アクリル、ナイロンなどの合成繊維に限られるが、武菱では生地に特殊加工を施すロックスROX加工を独自に開発し、綿、麻、絹などの天然繊維への印刷も可能にした。レディースアパレルやバッグ向けの受注が多く、「特にレディースアパレルの展示会用として、短納期、小ロット、低コスト化が実現できるとあって昇華転写プリントが使われるケースが多い」と武田氏。年々、増加しつつある需要に応えるため昨年11月、本社から兵庫県丹波市に工場を移転し、あわせて最新鋭の機械を導入した。2012年の秋に大阪産業創造館のナビゲーターから10社を超えるマッチング先の紹介を受け、このうちバッグメーカーが前向きに導入を検討しているところ。「今後は大手アパレルメーカーやスポーツメーカーにも売り込んでいきたい」と攻めの姿勢だ。▲大阪産業創造館ナビゲーター寺内允(左)株式会社武菱http://www.takebishi.jp代表取締役武田寛治氏(中)営業部本部長山川正博氏(右)会社DATA設立/1986年従業員数/15名事業内容/転写プリント加工および販売。オリジナルの柄とヨーロッパなどから仕入れた生地を選んでオリジナルの生地をつくるOEM製品事業も展開している。11