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業界を進化させる新トピックスを紹介新サービス展開編北新地にオープンしたクリーニング店「アクアランドリー」は窓口で集めた衣服を工場で一括処理するチェーン店ではなく、店舗奥で職人が仕上げる、いわゆる町のクリーニング屋さんだ。しかも、ただのクリーニング屋ではない。理由の1つは、「ツバキ油」を使用したウェットクリーニングを採用している点。一般のドライクリーニングは石油や塩素系の有機溶剤を使用するが、人体や自然環境に悪影響を及ぼしかねない。一方、同店は天然由来成分のツバキ油を主体とした洗剤と水で洗うウェットクリーニング。肌が弱い子どもにも安心だ。「有機溶剤を一切使わず、100%ツバキ油を使用するのは当店が関西初」と吉平氏は自負する。店内には24時間対応のコインランドリーがあり、さらに洗濯代行サービスを展開するのも大きな特長だ。店舗周辺には出張でホテルに滞在するビジネスパーソンが多い。同店を利用すれば、集荷から洗濯、畳み、配達まで一括で対応してくれる。同氏は父が丹波市氷上町で経営するクリーニング店を20年以上手伝ってきたが、「衣服を一度に大量に処理するやり方に疑問を抱き、また有機溶剤の使用で体も壊した」と言う。新業態のクリーニング店を模索するなか、市場の大きさに賭けて田舎を離れ、都心での出店を決意した。店舗デザインにもこだわり、白と黒を基調としたおしゃれな空間を演出する。「新たなクリーニング店の先行モデルになりたい」―そう力強く語る同氏の眼に迷いはない。関西発「石油を使わない」クリーニング店が北新地に誕生株式会社服助屋代表取締役吉平太一氏http://www.aqualaundry.net/会社DATA設立/2013年資本金/995万円従業員数/4名事業内容/有機溶剤を一切使用せず、ツバキ油を主成分としたウェットクリーニング専門店「アクアランドリー」を展開。ウェットクリーニングは手間とコストがかかるが、安全でシワをつけず洗える「椿クリーニング」の導入で低コストを実現。?▲まるでカフェのようなおしゃれな店舗の内外観。ブルーのロゴマークがアイキャッチに。の外側から内側にテーピングをする要領でベルトを引っ張り、マジックテープで止める。実際に装着してみると、足の外側に偏っていた接地のバランスが内側に傾き、足の裏全体で地面を捉えるのを実感できる。1年前から発売した「アシベルト」。外反母趾や歩き方に起因するひざの関節痛、腰痛などに悩む人からプロスポーツ選手まで愛用者が増えている。足の接地バランスを改善する靴の開発者と5年前に知り合ったことが販売のきっかけだった。「その靴を周囲の人に履いてもらったところ、ありがとう、楽になった、と言われて、これは商売になると感じた」。足の裏には親指の付け根に母趾球と呼ばれるふくらみがあるため、どうしても外側(小指側)に負荷がかかる。このため歩き方のバランスが崩れ、関節痛や腰痛を誘発する。「土のように柔らかい地面の上なら問題ないが、コンクリートやフローリングが増えたことで苦しむ人が増えた」と古賀氏は分析する。このメカニズムに着目し、足の裏全体がバランスよく接地できるように靴のソール自体に工夫を凝らし、室内用に足首用ベルトが開発された。当初は靴の販売に注力していたが、「靴に比べてベルトは世の中にない商品だけに注目される」とアシベルトで攻勢をかけ、靴にも誘導を図る。アシベルトの製造はカーブや起伏を持つステッチのミシン作業を職人技に頼るため量産はかなわないが、地道にそして着実に販売増を狙っている。現在の整体院を使ったルートに加え、販路も拡大していく予定だ。叶うや株式会社代表取締役社長古賀昌則氏http://www.kanauya.co.jp/会社DATA設立/2011年事業内容/健康靴「美フォーム100」、室内用足首サポーター「アシベルト」の販売。スポーツ業界における高付加価値製品を生み出すことを目的に、スポーツ分野の問題解決に関連した技術や機能性商材を持つメーカーが出展する。日時11月29日(金)10:30?17:00※要予約・入退場自由場所大阪産業創造館3Fマーケットプラザ費用無料【高機能スポーツ展】スポーツ市場を変える!高付加価値技術・商材を持つ企業が大集合!イベントNo.16094?外側から内側に強くベルトを引っ張って装着することで接地バランスを保つ「アシベルト」。Pickup!スポーツ市場足08