■ページ本文テキスト■

Information大阪市からのお知らせ大阪市経済戦略局の中小企業サポート拠点、大阪産業創造館が発行する月刊ビジネス情報紙「Bplatzpress」は毎月10日発行で、大阪市内の主要施設などで無料配布しています。「大阪が元気になるには大阪人が頑張っていることを伝えるのが一番」という理念のもと、大阪で活躍する元気でパワフルな経営者にフォーカスした記事を掲載しています。編集部ではユニークな中小企業の情報やご意見をお待ちしています。e-mail:press@sansokan.jpWEB?http://bplatz.sansokan.jp/公式facebookページ?https://www.facebook.com/bplatzpressBplatzpress編集部より読者のみなさまへ掲載している企業と読者の間で結ばれるいかなる取引・契約について、その内容及びそれに基づいて発生したいかなる事故・トラブルに関しても、大阪産業創造館は一切責任を負いません。紙面広告について広告掲載についての詳しい情報はBplatzのホームページ、もしくは電話でお問合せください。http://bplatz.sansokan.jp/ad?06-6264-9800めざせ!日本一オモロイ行政情報次号予告!編集後記大阪産業創造館ビジネスチャンス倍増プロジェクト事務局TEL06-6264-9898詳細はこちら?http://www.sansokan.jp/mono/bcbp/独自の技術・戦略を持つオンリーワン企業を紹介!vol.120下請代金支払遅延等防止法をご存知ですか?下請代金支払遅延等防止法とは、下請取引の公正化及び下請事業者の利益の保護を図ることを目的にした法律で、下請取引にあたっての親事業者の義務(下請代金の支払い期日を定める義務)や禁止事項(買いたたきの防止等)が定められています。これに違反した親事業者に対しては、罰金の適用や勧告、違反内容・社名の公表が行われることがあります。親事業者の皆様におかれましては、適正取引の遵守をお願いいたします。問合せ大阪市経済戦略局産業振興部企業支援課TEL06-6264-9834FAX06-6262-1487「ATC省エネ博2013」同時開催イベント創エネルギー・省エネルギーセミナー国のエネルギー施策や再生可能エネルギーに関する最新動向、並びに先進的な環境技術を評価し、その結果を広報していく「おおさかエコテック(環境技術評価・普及事業)」の取り組みをテーマとしたセミナーを開催いたします。日時9月20日(金)13:15?16:30講師近畿経済産業局エネルギー対策課千葉大学大学院人文社会科学研究科教授倉阪秀史氏会場アジア太平洋トレードセンター(ATC)ITM棟11FおおさかATCグリーンエコプラザ申込みEメール(130920@e-being.jp)又は、FAX(06-6614-1801)にて講演会名、参加者名(フリガナ)、会社名、電話番号、FAX番号、Eメールアドレスを明記して下さい。費用無料定員60名問合せおおさかATCグリーンエコプラザセミナー係(NPO法人イー・ビーイング)TEL06-6615-5887詳細URLhttp://www.ecoplaza.gr.jp特集ページで紹介した「法善寺あられ」園田専務の取材中のコメント「わしには夢があるんや」。滋賀出身の園田さんにとって、近江商人の哲学「三方よし」(売り手良し、買い手良し、世間良し)は、今も大事にしているモノサシ。おかきの品質を左右する無農薬米を仕入れている契約農家は大事なパートナー。でも厳しい経営環境と後継者不在で現在、危機的な状況に置かれている農業を憂い、「農家も潤う流通が実現すること」が夢なんだそうです。あ、「のら」の河村さんもだ。「食品力が変えるのは食品業界だけじゃない」。そう感じ入った取材でした。(Y編集長)「こんな時代を生き抜く社長の生命力〜疾風に勁草を知る〜」(仮)経営は必ずしも順風満帆な時ばかりではない。直面する幾多の試練を克服し、次なる着地点に向かって前進する経営者の体験談を聞く。2013年10月10日発行Bplatzpressは…はかり製造、分銅製造、質量校正サービスが事業の3本柱。「愚直に地道な作業を続けて規格を遵守。機械加工できない手作業に自信があります」。会社DATA設立/1948年従業員数/33名資本金/1,000万円http://www.murakami-koki.co.jp/大手企業の技術者として経験を積んだマッチングナビゲーターが、独自技術を持つ企業を訪問し、技術的な課題や販路開拓に関する悩みの解決を助ける『ビジネスチャンス倍増プロジェクト』。このプロジェクトで出会ったオンリーワン企業を紹介!?医薬、食品などの分野で使われる産業用分銅。質量誤差で分けられる製品クラスは国際規格によるランク付けで決まり、同社で製造している最上位クラスはE2級の分銅。軽い分銅ほど認められる誤差の範囲も小さくなり、重さ1mgのものはわずか±0.006mgの範囲でなければE2級に値しない。しかし、社内では、その半分以下に抑える独自基準を設定しているというから驚きだ。製造のポイントは、手作業で行われる精密研磨だ。世界基準となる分銅と重さを比較しながら、円筒形のステンレスの表面がたわまないよう研磨することの繰り返し。磨くというより“こする”に近い作業だ。さらに摩擦すると熱で膨張するため、浮力で軽くなることを見越した上で研磨を続けなくてはならない。なめらかに磨き上げることで、質量変化の原因となる汚れが付きにくくなり、見栄えもアップする。「研磨技術で一人前になるには約10年かかりますね。誤差を最小限にとどめているので、大量納品時やリピートされた方にも、製品ごとの差がゼロに近いと評価をいただいています」と村上氏は胸を張る。環境条件による影響を避けるため、温度、湿度、大気圧を一定の範囲にした専用ルームで保管するなど、品質管理体制も万全だ。近年注力するもうひとつの事業が、質量校正サービス。クライアントが所有する分銅や天秤を正確に測り、国際承認の証明書を付けるというもの。競合他社は多いが、同社のような分銅メーカーが手掛ける例は少なく、調整まで対応できることで信頼を得ている。「質量計測は工業生産において欠かせない作業です。精度の高い計量機器の提供を通じて、エンドユーザーの生産活動を支えていきます」。株式会社村上衡器製作所代表取締役村上昇氏?JISマーク付のステンレス製分銅。2009年10月、新JISマーク表示制度における『JISB7609:2008』の認証を国内で初めて取得した。1/1000mgの違いで勝負鏡のように美しい精密研磨の分銅Bplatzpressvol.15211