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Information大阪市からのお知らせ大阪市経済戦略局の中小企業サポート拠点、大阪産業創造館が発行する月刊ビジネス情報紙「Bplatzpress」は毎月10日発行で、大阪市内の主要施設などで無料配布しています。「大阪が元気になるには大阪人が頑張っていることを伝えるのが一番」という理念のもと、大阪で活躍する元気でパワフルな経営者にフォーカスした記事を掲載しています。編集部ではユニークな中小企業の情報やご意見をお待ちしています。e-mail:press@sansokan.jpWEB?http://bplatz.sansokan.jp/公式facebookページ?https://www.facebook.com/bplatzpressBplatzpress編集部より読者のみなさまへ掲載している企業と読者の間で結ばれるいかなる取引・契約について、その内容及びそれに基づいて発生したいかなる事故・トラブルに関しても、大阪産業創造館は一切責任を負いません。紙面広告広告掲載についての詳しい情報はデイジーヒル株式会社のホームページ、もしくは電話でお問合せください。デイジーヒル株式会社http://www.daisy-hill.co.jp/?06-6536-3924めざせ!日本一オモロイ行政情報次号予告!編集後記ゆる?く連載Vol.7ATCエコプラザセミナー「最新の省エネ事例紹介」府市エネルギー関連施策『おおさかスマートエネルギーセンターの取り組み』に関する講演や、平成24年度「省エネルギー大賞」を受賞した2社の事例を紹介いたします。日時7月24日(水)セミナー14:00?17:00、交流会17:10?17:55費用無料※交流会は1,000円会場アジア太平洋トレードセンター(ATC)ITM棟11FATCグリーンエコプラザ申込みE-mail:130724@e-being.jp又はFAX:06-6614-1801にて(参加者名、会社名、電話番号、FAX番号、Eメールアドレスを明記して下さい)締切7月23日(火)※先着順定員60名問合せエコプラザセミナー係TEL06-6615-5887詳細URLhttp://www.ecoplaza.gr.jpひと・まち・げんき融資のご案内ヒューファイナンスおおさかでは、福祉事業などの地域貢献活動を行っている事業者や、NPO法人・社会福祉法人等を対象に「ひと・まち・げんき(地域貢献活動支援)融資」を実施しています。詳しくは、ヒューファイナンスおおさかまでご相談ください。問合せ(一財)大阪府地域支援人権金融公社(愛称:ヒューファイナンスおおさか)TEL06-6581-8624詳細URLhttp://www.hf-osaka.jp/今回取材をしていて、遥かかなた昔に勤めていた広告制作会社で営業部門と制作部門がまことに仲が悪かったことを思い出しました。「俺たちが仕事を獲ってきたってる」という営業部門と、「営業が取ってきた無理難題の仕事を寝んと仕上げたってる」という制作部。くだらないセクショナリズムから生まれたギクシャクは、やがて商品力に影響し、ボディブローのように会社全体にダメージが…とはいえ、組織の課題を解決する手法に100点満点の正解もミラクルもない。大事なのは組織の課題を解決しようと努力を続けること。これだけなのかもしれませんね。(Y編集長)「出るか出ないか海外市場」(仮)中小製造業にとっても喫緊の課題となっているグローバル展開。さまざまな手段を足がかりに海外での販路を開拓している企業を取材する。2013年8月10日発行Bplatzpressは…大阪市経済戦略局ホームページバナー広告のご案内大阪市経済戦略局では、経済戦略局ホームページのトップページにバナー広告枠を設け、随時募集をおこなっています。掲載期間2014年3月31日(月)まで※1ケ月単位応募締切掲載を希望する月の前月15日まで枠数5枠程度掲載料金1枠あたり月額5,000円問合せ大阪市経済戦略局企画部企画課TEL06-6615-3731詳細URLhttp://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000003600.html大阪企業の後継者不在率は実に全国ワースト5位。ますます深刻になっています。私は大学で、「親が経営者」という学生、つまり将来家業を継ぐかもしれない学生を対象に、事業承継をテーマにした授業をやってるんですが、多くの後継者予備軍の若者と接していて、ある結論に至りました。世の経営者の皆さん、思い切って言いますね。「後継者不在は、圧倒的に『継がせる側』に原因がある」。実は子どもは家業のことを知る機会を探しています。実際、多くの学生が「家業について親と話をしてみたいけどキッカケがない」「継ぐべきか思い切って親に聞いてみたら、好きな道に進んだらいいとあっさりいわれた」と、親とじっくり話をする機会がないことを訴えてきます。彼らは「親の会社」のことが気になっているのに知る機会がない。昔のように家と会社が隣接していて、経営者として働く親の姿を見ることもあまりない。ましてや厳しい経営環境が続き、「子どもに同じ苦労をさせたくない。プレッシャーを与えたくない」と親が遠慮して話題にしない。でも!話をしてあげてください。別に「継ぐ/継がない」なんて重たい話を改まってする必要なんてないんです。今日会社でどんなことがあったか、経営者として会社をどうしていきたいか…普段から会社の話を親子で自然にするだけでいい。彼らが自分自身で覚悟を決めるには情報が必要なのです。かくいう私の実家も、最近弟が家業を継ぎましたが、後を継ぐかどうかの話し合いを父と始めるまで10年以上かかった典型的な「向き合わない親子」でした。挙句の果てに、「もう少し早く決めてくれてたらもっといい状態にしといたったのに」と父が言い出したり(笑)。早いうちから後継者が決まっていることは会社としての対外的な信用にもつながります。でもそれ以上に、経営者にとってバトンを渡す相手がいるのといないとでは、「今」の頑張り方って違うと思いませんか?それが愛する自分の子どもであればなおさら。「子どもに渡す時までに会社をいい状態にしておこう」と思う気持ちが原動力になる。…ということで、今晩から早速、お子さんと会社の話をしてみてくださいね(笑)。本紙「Bplatzpress」編集長。数多くの中小企業を取材する中で、家業を受け継ぎ、事業を展開する経営者の生き様に美学を感じる一方、昨今の後継者不在問題を憂いて「ファミリービジネスの事業承継」をテーマに現役の後継社長とともに関西学院大学、甲南大学で教鞭をとる。実家も四代続くファミリービジネス。筆者Profile大阪産業創造館山野千枝Bplatzpressvol.15011