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Information大阪市からのお知らせ大阪市経済戦略局の中小企業サポート拠点、大阪産業創造館が発行する月刊ビジネス情報紙「Bplatzpress」は毎月10日発行で、大阪市内の主要施設などで無料配布しています。「大阪が元気になるには大阪人が頑張っていることを伝えるのが一番」という理念のもと、大阪で活躍する元気でパワフルな経営者にフォーカスした記事を掲載しています。編集部ではユニークな中小企業の情報やご意見をお待ちしています。e-mail:press@sansokan.jpWEBマガジン?http://www.sansokan.jp/bplatz/公式facebookページ?https://www.facebook.com/bplatzpressBplatzpress編集部より読者のみなさまへ掲載している企業と読者の間で結ばれるいかなる取引・契約について、その内容及びそれに基づいて発生したいかなる事故・トラブルに関しても、大阪産業創造館は一切責任を負いません。紙面広告広告掲載についての詳しい情報はデイジーヒル株式会社のホームページ、もしくは電話でお問合せください。デイジーヒル株式会社http://www.daisy-hill.co.jp/?06-6536-3924めざせ!日本一オモロイ行政情報次号予告!編集後記私も管理職時代、伝えているつもりで伝わらない経験を山ほどしました。「伝わらない」現実に向き合ううちに、気付くのは「伝えていなかった」という驚愕の事実!自分が当事者になるとどうしても主観的になったり感情的になったり…自分の状況を客観視して、解決方法を見つける難しさを痛感したものです。経営者となると、社員にかける想いも背負ってる責任もケタ違い。今回、社員に想いを伝えるべく奮闘する社長さんたちを取材して、組織づくりには全社に通用する100点満点の正解がないことをつくづく実感しました。立場が違えば双方にギャップがあって当然。でも双方がそのギャップを埋めようと努力を続けることこそ、結果的に強い結束力が生まれるんだとしみじみ感じ入りました。(Y編集長)「ボクたちの未来を支える技術を開発してくださいこんな時代だからこそ、技術立国NIPPON」(仮)地域医療、エネルギー、食糧危機、介護福祉、環境問題…次世代の産業を支える技術を開発する企業に今後の展望を聞く。2013年3月10日発行Bplatzpressは…エコプラザセミナー「水ビジネスの最新動向」海外の水ビジネスの状況や、日本水大賞受賞者による水関連の災害対策、大阪水・環境ソリューション機構による水ビジネスの海外展開についての講演。展示会3月22日(金)セミナー14:00〜17:15、交流会17:20〜18:20費用無料(交流会は1,000円)会場アジア太平洋トレードセンター(ATC)ITM棟11FおおさかATCグリーンエコプラザ申込みEメール130322@e-being.jp又はFAXにて(参加者名、会社名、電話番号、FAX番号、Eメールアドレスを明記して下さい)締切3月21日(木)定員60名問合せエコプラザセミナー係TEL06-6615-5887FAX06-6614-1801詳細URLhttp://www.ecoplaza.gr.jpATCエイジレスセンタープロモーションプラザ開設ATCエイジレスセンター(ATCITM棟11F)では、府下の中小企業の健康・福祉・介護製品をPRする「プロモーションプラザ」を開設。随時出展企業募集中です。営業時間平日10:00〜17:00、土日祝10:30〜17:30※休館日月曜・年末年始出展料無料(3〜6か月間)問合せ同センター事務局TEL06-6615-5123詳細URLhttp://www.ageless.gr.jp/展示商談会「大阪発!!卸売企業異業種ビジネスマッチング」「管工機材」「機械器具」「鋲螺」「電子部品」等、生産財を取り扱う様々な大阪の卸売企業を一堂に集めた展示商談会を開催します。日時2月19日(火)10:00〜16:00入場料無料会場OMMビル2階Bホール(大阪市中央区大手前1-7-31)問合せ大阪市経済戦略局産業振興部産業振興課(商業グループ)TEL06-6615-3782FAX06-6614-0190詳細URLhttp://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/index.html新規事業編業界を進化させる新トピックスを紹介▲マグネシウムの吸振性を活かしたオーディオパーツ「インシュレーター」。ノイズや振動を除去しクリアーな音を演出。アルミニウムの3分の2という軽さに加え、吸振性、比強度、放熱性、切削性の良さ、独特の光沢感など、多数の利点をもつマグネシウム合金。その歴史は古く、航空機の部品では戦前から採用されてきた。反面、マグネシウムは管理不備による火災事故を度々引き起こしてきた歴史もあり、加工業には敬遠される素材に。現在では限定的にしか使われていない。田村氏もこうした背景を知っていたが、高校時代の親友からマグネシウムの魅力を改めて聞き、すぐに事業化を決意。「管理を徹底すれば安全性に問題はない」と、自社工場での作業体制を整備した上で2005年からマグネシウム事業を開始した。実際に切削作業をすると、熱膨張もせず削りやすいことを実感。加工工程はほどなくしてクリアできた。また酸化しやすいという短所についても協力会社に表面処理を依頼。度重なる試作を繰り返し、ついにマグネシウム合金ZK60を使用したオイルフィラーキャップが完成、富士重工スバルへの納入を果たした。また、スピーカーアンプに使うインシュレーターも、吸振性に優れた特性が認められ、すでにメーカー2社へ供給している。「扱いづらいが利点がたくさんあるマグネシウム事業は“ものづくり冥利”に尽きる」と田村氏。現在は自動車用部品・パーツ等を中心に取り組むが、アルミニウムなどの代替素材としてマグネシウムの可能性はまだまだ広がる。将来的には現在1割程度のマグネシウム事業の売上げを、主力の加工事業と比肩できるまでに成長させるのが目標だ。特性生かす新商品可能性広がるマグネシウムで勝負▼機能性に加え、質感がデザイナーを惹きつけ、採用された富士重工スバルレガシー、インプレッサ用のオイルキャップ。?現場での安全管理には余念がない。株式会社冨士精機代表取締役社長田村孝氏http://www.fujiseiki-mg.com会社DATA資本金/1,000万円従業員数/8名事業内容/マシニングセンター、NC旋盤を使用する機械加工が主力。とくに高度な技術力が要求される工作機械の精密部品を製造する。2005年よりマグネシウム事業を開始。Bplatzpressvol.14511