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南海グループを利用した「観光インバウンド」や沿線価値向上をめざした「住民向けサービス」提案大募集日時9月25日(火)14:00〜16:30費用無料場所大阪産業創造館4Fイベントホール【新規パートナー募集説明会】南海電気鉄道株式会社(南海グループ)編大阪・難波から、泉州地域を経て、関空、世界遺産の高野山や、和歌山へ。大阪南部の交通インフラを担う南海電鉄が、沿線地域の活性化をめざし、右記の2テーマでビジネス提案を募集する。【求める提案】@南海電鉄の観光資源を活かす・発信するインバウンド観光ビジネス提案・交通インフラや観光資源を活かしたツアー商品の造成に関する提案・海外へ効果的な沿線観光資源の情報発信策・難波エリアや南海電気鉄道(株)施設への集客や利用促進に関する提案A南海沿線の住民ニーズに応える利便性向上サービス事業の提案・子育て支援・生活支援・シニアビジネス・その他沿線価値向上に資する事業の提案▲中国人観光客のツアーの様子。「富裕層はほんの一部。せめて中国語のPOPをつくるなど、受け入れ側の認識を変えないとチャンスは生まれない」(須田氏)。▲個人、法人旅行にターゲットを絞り、各国の旅行会社を回っての提案営業が続く。中国では150社の旅行会社を回るという。会社DATA設立/2007年資本金/1,000万円従業員数/22人事業内容/訪日旅行(インバウンド)に特化したランドオペレーター。中国、インドネシア、マレーシア、タイ、ミャンマー、カンボジア、シンガポールが営業エリア。株式会社フリープラス代表取締役須田健太郎氏http://www.freeplus.co.jp/TEL06-6292-6550年の訪日外国人客数は東日本大震災の影響で前年比27.8%減の621万9000人(日本政府観光局調べ)となったが、現在は急回復し、過去最高のペースで推移しつつある。観光庁調査によると訪日外国人の旅行中支出(2011年)は1人当たり113,917円で同1.0%増加。旅行消費額は中国、韓国、台湾の順に多い。成長分野のインバウンド(訪日旅行)ビジネスに1年半前、ホテルや交通手段の手配を行うランドオペレーターとして参入したのがフリープラスだ。中国からの訪日客獲得の場合、現地の旅行会社に出向いて営業し、プランを提案して回る。だが、団体旅行では、参加者1人当たりの旅費をホテル・交通費込み0円で提案し、誘導する店舗からの高額なリベートで収益を稼ごうとする旅行業者も多いとのことで、現在は個人、法人向けに絞って開拓中だ。「旅行の品質が低ければまた日本に来たいと思ってもらえない」と考え、お客様に「人生に残る思い出をプレゼントする」との理念を掲げ、業界に風穴を開けようとしている。実績を積まなければ相手にされない世界だけに、手順を踏んで事業を展開している。「まずはランドオペレーター業界で覇権を握らなければ」と、中国及びASEAN各国で日本旅行を取り扱っている旅行会社250社以上を開拓。また「SサムライAMURAIJジャパンAPAN」と名づけた国外旅行会社向けのホテル予約のインターネットサービスを6月に開設した。現在、電話やチャットが主流の予約業務の迅速化につながり、便利さが浸透すればホテル、旅行会社の双方から信頼が得られる。同社は中国以外にも東南アジア6カ国でインバウンド事業を展開する。まだほとんど訪日旅行を手がけていないカンボジアでは、訪日旅行のPRを含めて種をまき続けるなど、ステージに応じた戦略で「アジアからのインバウンドで覇権を取る」と勇んでいる。昨東アジアの訪日観光市場急増する個人旅行を狙えインバウンドイベントNo.1397004Bplatzpressvol.140