スタッフ連載

撮った動画の活用法

2014.07.02

息子と娘、二人の子どもがいるのですが、驚くほどに違うのが、1人目と2人目の「写真の差」。

息子の写真ばかり飾られた部屋の中で、キョロキョロと自分の写真を探す2歳の娘を見た時、罪悪感で胸がキューーーッとなりました。

でもそれは「私だけじゃない!」んだと、以前実施した「フォトブック」に関するグループインタビューでモニターさんたちが教えてくれました。やはり1人目の子どもの撮影にかける親の情熱はハンパないわけです。
そんな母親たちを対象に、株式会社にっこう社が開発されたのが写真が動くフォトブック「pimory(ピモリー)」。

pimorypimory
大きな特長は、フォトブック内の写真にスマートフォンをかざすと、自分が撮影・登録した動画(最大39秒)がスマートフォンで見れること。このシステムは複数社が持つシステムを組み合わせ、構築したもの。

子どもの写真にスマートフォンをかざせば、そこから我が子の動画が見られます。

これまで広告やブランディングなどを目的に、企業や施設が不特定多数に共通の動画を見せることが多かったAR技術(※)を、個人が自分のために利用できるようにしたこのサービス。

※AR技術:拡張現実(Augmented Reality)の略称。現実情報にコンピュータが作り出した情報を重ね合わせ補足的な情報を与える技術。

「撮ったはいいがどうすれば・・」となりがちな個人の動画がもっと自由に活用できそうです。子どもやペット、旅行など、使うシーンが広がっていくことが予想されます。

現在、フォトブックの制作・購入はiPhone(アイフォーン)専用アプリからですが、今後は、Android対応もしていく予定。これからは、動画と写真を連動させながら、撮影していかないと。

アイデアと撮影スキルが、IT技術に追いつかないのが現実です。
それでも思い出は残したい。
今日もスマホを片手に子どもたちを追いかけるのです。

pimory(ピモリー)
株式会社にっこう社
大阪市西区靱本町1-5-6 本町辰巳ビル4F
販売価格:  1,600円(税込)

〇消費者の声を活用した商品づくり
サンソウカンdeモニター会

〇モニターとして参加したい方はこちら

【筆者profile】

tokunakaillust

大阪産業創造館
大阪発☆ヒット商品開発サポート女子部 部長 トクナカ エミ
http://www.sansokan.jp/product/
「いいモノ」が「売れる商品」になってほしい、その想いを胸に、商品づくりに情熱を燃やす人々を女子力全開で熱く応援します!

大阪産業創造館

徳中 絵美

http://www.sansokan.jp/product/

「中小企業の商品開発をサポートしたい!」と自ら名乗り出た、「ヒット商品開発サポート女子部」初代部長。