【プレスリリースの作り方】プレスリリースも「見た目」が重要?!

「メディアに取り上げてもらえるプレスリリースの作り方」vol.9
元毎日放送記者で、ラジオ報道部長なども務めた大谷邦郎氏がお届けする連載です。

プレスリリースは、お金をかけずにメディアに取り上げてもらえることから、中小企業にとってはかけがえのない“武器”です。それだけに、その特徴を知り、扱い方を学び、日々研鑽してもらいたいものです。
そこでこのコーナーでは、元・経済記者のボクがリリースをメディアに取り上げてもらえるそのポイントを、具体的事例を基に解説していきます。
さぁ、皆さんも一緒に学んでいきましょう!

年末年始のお休みで読んだ本は・・・
「世界のエリートはなぜ『美意識』を鍛えるのか?」(光文社新書)。
その第1章で語られているのは「論理的・理性的な情報処理スキルの限界」。
現代のような複雑で不安定な世界では、論理や理性だけでは正解が導き出せず、もっと直感的に自らの美意識に照らし合わせて判断する態度が必要になると訴えています。ふむふむ、そっかそっかと実に納得。
これをプレスリリースに当てはめてみれば、型にはまった優等生型リリースはもう限界に来ていて、もっと直感的に目を惹くようなリリースが主流になるんじゃないかと、勝手に解釈しております。
そこで、新年一発目にご紹介するリリースはこちらです。

2種類あります。
一つ目は、「シェービング&洗顔ブラシセット」
そして、もう一つは「ヒノキアスナロソープ&シャンプー」です。

正直、目新しい商品ではありません。それも、どちらも同じ会社が配信したものです。しかし、どちらもモノづくりメーカーさんなら憧れる消費と流通・マーケティング情報に特化した“あの”新聞、そうそう、日経MJに掲載されました。その理由は、ズバリ見た目に他なりません。1枚目は、黒と白のモノトーンの写真が効いています。2枚目は、キャッチフレーズ部分も緑にしてページ全体から森の香りが漂ってきそうです。

このリリースを出したのは「気持ちのいい生活アイテムをお届けする」をコンセプトに掲げる株式会社Caminoz(カミノズ)です。実はこの会社、つい数年前までは普通のOLだったと言う紙野雅美さんが、企画・開発・販売までをも手掛ける会社で、ビジネス界と言う荒海に何度も飲みこまれそうになりながらも、この類まれなるデザイン力と直観力を活かして、ここまで生き抜いて来られました。いやはや立派なもんです。

株式会社Caminoz  代表取締役社長・デザイナー 紙野 雅美氏

最後に皆さんは、「メラビアンの法則」をご存知ですか?
話し手が聞き手に与える影響について、「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」それぞれの観点から数値化したもので、いくら素敵な言葉を並べても、言語が与える影響は僅か7%で、それに対して「見た目」などの視覚情報が与える影響は実に55%にも及ぶと言うものです。
それはプレスリリースにも当てはまること。決して言葉を疎かにしていいとは言いませんが、見た目にも、十分気を使っていただきたいと思います。って、自戒の念も込めてですが(汗)
(文/大谷邦郎)

大谷 邦郎氏
1961年、大阪・堺生まれ。 1984年にMBS(株式会社毎日放送)に入社。
大半をテレビ・ラジオの経済記者として過ごし、経済番組の制作にも携わる。その後、ラジオ報道部長、宣伝部長を歴任し、「取材する側」と「取材される側」の両方を経験。そのキャリアを活かし、2016年11月に独立し 「情報発信」や「危機管理広報」などに関するセミナーやコンサルを企業や大学・自治体などで行っている。現在「グッドニュース情報発信塾・塾長」。
著書:『関西唯の人 〜仕事を楽しむ人の図鑑』(星湖舎)等

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セミナー(2)目にとまるプレスリリースの作り方(2019/1/22開催)
リリース文面作成時の基本的な考え方から始まり、見た人に響くキャッチフレーズの作り方までをお伝えしていきます。

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自社のプレスリリースを作成・発表していただくことを前提に、講義・ワーク・発表を繰り返し、ワークショップ後は自社でプレスリリースが出来るようになることを目標としています!

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2019年01月10日

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